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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
快いリズム,
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レビュー対象商品: そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります (単行本)
川上未映子さんの華奢で端整な佇まいと、滑らかな語り口がとても好きです。言葉のリズムも快いのですが、 思考の飛躍や連鎖のリズムもまた然り、なのです。 1ページ目からお行儀よく読むもよし、 パラリと捲って目についたところから読むもよし。 ゆらりとたゆたってみたり、ざわっと鳥肌を立ててみたり、 こちらの心持ちひとつで、 いろんな楽しみ方ができそうです。
19 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
個人的には星5つでも足りないぐらい。ていうか主観的にはNO.1,
By ゆうたりたい (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります (単行本)
芥川賞を取った本より前作のほうが好きで、それよりなによりこの本の文章が好き。ブログからの抜粋だけど、頭の中で彼女の声が響いて語りかけられているようであるいはせがまれ問いつめられているようでいたたまれなくかつ引き込まれ、あっという間に読み終わり何度も読み返す。 とっつきにくいと言う人もいるので客観的な側面も合わせると星4つだけどわたしにとっては5つでも足りないぐらい。おばあちゃんが亡くなったら西瓜きっと食べられなくなるんだろうね。これまで読んだ出版物の著者の中でいちばん自分の心の奥底と呼応した人。
22 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
川上未映子氏の頭の中,
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レビュー対象商品: そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります (講談社文庫) (文庫)
2003年から2006年にかけて川上未映子さんのブログに書かれた文章が抜粋されて単行本となり、そして文庫化された本です。今振り返れば芥川賞作家の処女作ということになりますが、ブログを書いていた当時はこのテキストたちがまさか活版印刷され装丁を施され書店に並ぶとは思っていなかったのでしょう、近作よりもより奔放で踊るような文体が痛快です。 ・シルバニアファミリーの話 ・ジャッキー・チェンの話 自分には、家族の思い出を描いたこの2編が群を抜いて素敵に思えました。 彼女の文章を読んでいるとしばしば、自分が小中高校生だった頃の記憶だったり感情がふわりと呼び覚まされて、「ああ久し振りにこのこと思い出した」みたいな感覚に包まれることがあるのですが、この2編を読むと、彼女が幼いころから日常の出来事を大切に織りたたんで心に収めていたことがよくわかります。 しかしながら、なんとも強烈な家庭ですが...。 「処女作にはその作家の資質の全てが込められている」 といわれますが、処女作と気負わず書かれ、図らずも世に出てしまったこの作品は、彼女の資質そのまんま、というか、彼女の頭の中そのまんまが焼き付けられており、今後の彼女の作品の種は、間違いなくこの本の中に存在するという気がしています。
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