基本、そばに関するうんちくや考え方については、監修者である元有楽町更科四代目店主の著書「蕎麦屋のしきたり」や、「江戸蕎麦通への道」に書かれていることに沿った内容となっています。
お蕎麦が大好き!という人でなくても蕎麦の魅力に取りつかれること間違いなしの内容です。
さらに、蕎麦を食べまくってる人でも、ここ最近の蕎麦の流行は、単なる「手打ち」だけでなく、「自家製粉」や「十割そば」「生粉打ち」を歌っているものが多くなってきましたが、江戸時代から続く老舗の蕎麦の良さを再認識させてくれる内容で、とても面白い内容だと思います。
ただ、主人公が蕎麦打ちの達人であるにもかかわらず、駒板の押さえる場所が間違っていたり、蕎麦を切るときに真正面を向いてしまっていたり、また、もりそばを作っているのになぜかかけそばのように温かいそばに使う振り笊を使っていたりと、作者が蕎麦打ちに対して明らかに不勉強なところがみられます。
本当はとても面白いので★5つにしたいところですが、期待と激励をこめて★4つにいたします。