突然「結婚してくれ」という金持ちハンサムが現れたらどうよ、
という読み切り二編と作家のデビュー作。
話自体は二つともいきなり「結婚してくれ」という男に対し、
「何考えてんの」と思い切り怪しむ主人公。
でもその交流はヒロインの傷を少しずつ癒していって…。
というシンプルな構造なので、安心して楽しめます。
あとどういう見せ場とラブシーンを描きたいかハッキリしてるので、
ちゃんとラブいところは大ゴマで盛り上げてくれるドキドキ感もベタながらいい。
デビュー作は全然絵が違いますね。男キャラの色気が全然違うので、
この作家さんは頑張ったんだなあと。内容はもう少し読みたかった感じです。
まあ、ページ数の都合上では仕方ないのかな。
ところどころ物語のエピソードや絵の力の抜き所があからさまに見えてしまったり、
経験不足感をまだ感じるところもありますが、
それ以上に物語のメリハリに対する潔さはやっぱり買いなので、
これから頑張っていって欲しい作家さんです。