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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
宮崎学と田中森一によるコラボレーションの成果,
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レビュー対象商品: その男、保釈金三億円也。 (ハードカバー)
“宮崎学、初の警察小説”ということである。その上、あの“闇の守護神”田中森一が監修とあるからには、興味半分でも一読してみないわけにはいかない。題材が、愛知県警を舞台にしたリフォーム詐欺事件であるということは、もちろんあの『警察の闇 愛知県警の罪』に取り上げた件がベースとなっている。それならばここで、不祥事続きの愛知県警を、さらにコテンパンにあげつらうのかと思いきや、切り口はより深く、新たな事実を惜しげもなく暴いており、複雑な事件の暗部をえぐるような筆致には驚かされた。宮崎学に特有と言える、いつもの一方的な警察批判は影を潜め、被疑者と司法の息詰まる駆け引きへと焦点を当てて、それぞれの葛藤を描き切った快作となっている。この宮崎の見せた新たな視点は、おそらく辣腕の特捜検事として名を馳せた田中森一とのコラボレーションによってもたらされた成果だろう。これは宮崎学、田中森一ファンのみならず、一級のエンターテインメント小説として楽しめる仕上がりだと思う。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
生々しいリアリティ,
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レビュー対象商品: その男、保釈金三億円也。 (ハードカバー)
これは小説の体裁を借りた実録ではないか? そうとしか思えないほどに、被疑者・被告や警察・検察司法らによる暗闘の描写は生々しい。とても丸っきりのフィクションとは言えないリアリティを感じた。確か「警察の闇」で、宮崎は浅岡裕二に取材拒否されたとあったが、最近の雑誌上では、宮崎、浅岡、大谷昭宏の三者が対談を行っており、前著の後、結構深いところまで取材が進んだと思われる。 ならばこそ、これをそのままドキュメントとして出版して欲しかった、と考えるのは望みすぎか? 愛知県警や名古屋地検にとってそれは酷過ぎるのか? しかしその残念さを込めて、評価は満点にひとつ足りない星四つ
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
おもしろかった,
レビュー対象商品: その男、保釈金三億円也。 (ハードカバー)
自分が裁判に巻き込まれないかぎり、司法制度がどんな物かなんて知ることもない。2009年に日本でも陪審員制度が導入されるのでいろいろ勉強してみようと思い、この本を購入してみた。 保釈金制度についてなど、「そういえば知らなかったな」といった切り口が面白かった。 どんな物も。良い面と悪い面両方の情報収集をすることが健全な知識・判断力を生む。 司法についてもあらゆる角度の文献を読むと面白いと思う。 そういった意味でもこの本はお薦めと判断した。
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