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その歌声は天にあふれる
 
 

その歌声は天にあふれる [単行本]

ジャミラ ガヴィン , Jamila Gavin , 野の 水生
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

舞台は十八世紀の英国。望まれない赤ん坊をロンドンにある「コーラム養育院」に連れていく、慈善の仲買人として知られていた行商人オーティスには、実は恐ろしい裏の顔があった。残忍な仲買人の父と汚れなき魂を持つ息子ミーシャク、彼が天使と慕う少女メリッサ、過酷な運命の下、夢を追う少年たち…
様々な人物が織りなす愛と友情、絆と葛藤。物語を彩る音楽の描写が美しい余韻を残す、痛ましくも力強い群像劇!

内容(「BOOK」データベースより)

舞台は十八世紀の英国。行商人オーティスは、望まれない赤ん坊をロンドンにある「コーラム養育院」に連れていく、慈善の仲買人として知られていた。だがオーティスには、実は恐ろしい裏の顔があった。残忍な仲買人の父と汚れなき魂を持つ息子ミーシャク、ミーシャクが心寄せる天使のような少女メリッサ、メリッサと惹かれあう領主の後継ぎアレクサンダー、そしてアレクサンダーとともに音楽家になる夢を追う、貧しくも撥刺とした少年トマス。やがて、メリッサがある秘密を抱えてしまったとき、少年たちの運命にオーティスの影が…。様々な人物が織りなす愛と友情、絆と葛藤。物語を彩る音楽の描写が美しい余韻を残す、痛ましくも力強い群像劇。二〇〇〇年度ウィットブレッド児童文学賞受賞、カーネギー賞候補作。10代から。

登録情報

  • 単行本: 427ページ
  • 出版社: 徳間書店 (2005/12)
  • ISBN-10: 4198621136
  • ISBN-13: 978-4198621131
  • 発売日: 2005/12
  • 商品の寸法: 18.4 x 13.4 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 676,827位 (本のベストセラーを見る)
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22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ai
形式:単行本
美しい表紙とタイトルに惹かれて手にした本だったが、おそらくは児童書の範疇なのであろう。

最近の児童書は、極めてやさしい言葉でつづられているものが多いように思えるのだが、本書はおとな向けの本と大差ない端正な言葉遣いで物語がかたられていく。

よい人間だからといってしあわせになるわけではない。悪い人間だからといって、罰を受けるわけではない。世の条理も不条理も、ともにこの世界の真実の姿である。正史が目を向けようとしない歴史の暗部のなかでも、人々は生き、そして死んでいくのだ。

18世紀英国の社会的常識は力弱い者にとって惨いものであるが、それを作者は「悪」とさえ規定していないように思える。

昨今、児童書に限らず、関心が「自分自身」へばかり向いている枠組みの小さな話が多いように思える。そのなかでは稀に見る、物語そのものを語る、大きな円を描く物語であろう。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
酒井駒子の表紙が美しい。
舞台は18世紀英国。様々な視点から語られる物語が、やがて一本の本流になってゆく。
行商人オーティスに殴られながら、生きる息子のミーシャク、
グロースター聖歌隊員の小学生のトマスとアレクサンダー、
そして孤児のアーロンとトビー。

18世紀英国の光と影。子どもが捨てられ死んで行く、過酷な世界に、聖歌隊の歌声、音楽への情熱。

訳が堅く児童文学ぽくないので、最後まで、この物語が悲劇へ向かっているのか、
そうでないのか判断がつかずハラハラした。
おきまりと言えばおきまりのパターンとも言えるのだが…

映画で観たい作品。
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