登録情報
|
このシリーズ、読んでいて気分が悪くなるし、何故読んでしまうのだろうと思う。それは、ノンフィクションの説得力であり、自分にもふりかかってくる不安(それも回避できない形で)がそうさせるのでしょうか。ホラーやサスペンスは、エンタテイメントとして作り事であるという前提の上で、瞬間の恐怖を安心してみることができる。しかし、この本はじわじわと恐怖が浸透していくような感じだ。
綺麗なものばかりではなく、世の中にはもっと奥深い悪意もあります。人が狂気に向かう瞬間の心情を多少なり理解できると感じたとき、何気なく過ごしている我々が、いつか犯罪に手を染める可能性を完全に拭い去ること!はできないことを知り愕然とする。この本を怖いと感じるのは、そういうことなのかもしれない。
|
|
|