あらすじの「突然死んでしまった。でも10歳から人生をやり直して、"奇跡のかけら"を集めれば死なずにすむ。」という一文から、結構暗い話なのかと思いました。
でも思ったほど暗い話でもなくて、今の生きている時間を大切にしたいと思ったり、ちょっとこれからの人生に触れ合いがほしくなるような、そんな一冊です。
主人公『鋼一』は今までの人生(10歳に戻る前)では、友人もガールフレンドも居なくてネガティブな性格でした。けれども、人生に悔いが無いように生きたいと決心してしました。
しかし、自分を蘇らせた『マキエル』が言うには、
「必ずまた同じ死の原因がおとずれるけど、それに背いてはいけない。」
「それまで悔いの無い人生を送ると良い。」
「"奇跡のかけら"を集めきれば必ず助かる。」
と言う事で、勇気を持ってクラスメイトを助けたところから人生が変わり始め、未来の友人の不幸を回避しようと一生懸命になったり、『鋼一』という人間に好感がもてる様になりました。
全体的な文章はラブコメではなくてかなりシリアスです。
1巻で完結で、結果まで全部読みきれます。
やや厚めの一冊ですが、物語には引き込まれるものがあって、すらすらと読み終わりました。