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その子を、ください。 [単行本]

鮫島浩二
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

 特別養子縁組とは、実親が「特別な事情」で育てられない6歳未満の子どもを、養親が引き取り、法的に実子と同じ扱いを受けられる制度のこと。この制度のもと、産婦人科医の鮫島氏は、養子縁組の仲介をボランティアとして17年間続けてきた。そこにはさまざまな「光景」があったーー。
 高校生で妊娠、中学生で妊娠、結婚詐欺に遭って妊娠した女性たちがいた。何年も不妊治療を続け、心身ともに疲れはてていた女性たちもいた。そのどちらも、だれもが真剣で、せつなかった。
しかし、だからこそ生まれてきた「赤ちゃんの幸せを願わずにはいられなかった」と鮫島氏はいう。
 子どもを産み、泣きながら世話をしつつも、わずか数日で病院をひとりあとにする実の母親。「養子が来る」という知らせに、電話口で泣き崩れる養親。そんな事情など知る由もなく、笑い、泣く赤ちゃん。その三者すべての立場を全力で守るために、鮫島医師は養子縁組という現場でひたむきに活動してきた。その17年の記録には、愛情とは何か、絆とは何かということを身をもって教えてくれる人々のことが、豊かに描きだされている。

内容(「BOOK」データベースより)

特別養子縁組とは、法的に実子と同じ扱いを受けられる制度のこと。さまざまな理由で養子を出す親が存在する一方、何年も養子を待つ多くの夫婦がいる。そのどちらもだれもが真剣で、せつない。ボランティアとして養子縁組の仲介に携わってきた医師が語る、家族の絆のかたち。

登録情報

  • 単行本: 173ページ
  • 出版社: アスペクト (2006/8/25)
  • ISBN-10: 4757212364
  • ISBN-13: 978-4757212367
  • 発売日: 2006/8/25
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 85,327位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
この本には子供を育てられず養子に出そうとする側と、子供に恵まれず養子を育てたいと引き取りにくる側の話、そしてその仲介人の医師である著者・鮫島さんのお話です。
皆、生まれたばかりの赤ん坊を養子に出す話で、ある程度大きくなった子供の話はありません。どんな時に生まれたばかりの子供を手放すのか、また養子を育てたいと願う夫婦の気持ちなどが載っています。色んな例がありますが、必ずしも子供を簡単に手放す訳じゃない事は、養子として育った子供には少しは救いがある内容かもしれません。しかし養親(里親)の人は子供にいつ自分が本当の親ではない事を「告知」するかで、なるべく早めに言う方達が圧倒的に多いというのは初耳でした。2歳くらいで聞かせるとは…。「ママの子供で産まれたかった」と泣く小さな女の子の涙…。反抗期の難しい時期の描写は確かに載っていません。ですが養子について知りたい方には何かしら参考になる本だとは思います。「きっかけ」になるかもしれません。

赤ちゃんが出来ずに友人や周りの人の赤ちゃんを見ては素直に喜べなかった女性は「他の人の幸せを喜んであげられない人生は不幸かも」と語っていました。不妊の果てしない辛さは「どこにでも居る子供(赤ちゃん)」の姿を見る度苦しかったでしょう。子供を養子に出す親の中には経済的に育てられない夫婦や育児ノイローゼもあり、親の勝手で養子に出されて行く子供の事を考えれば複雑極まりないですが、子供が欲しくて大切に育ててくれる養親の感謝の気持ちはそんな産みの親へも向かうんですよね…。人生って複雑です。でもやはり若くして無謀な妊娠は良くないし、経済力や生活能力のない二人(夫婦や恋人)が子供を作る事は反対だとそこから始めるべきの様な気もします。子供の心にはぽっかりと実の両親という穴が開くのだから。
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形式:単行本
『わたしがあなたを選びました』の著者が、活動してきた特別養子縁組について書いた。

普通養子とは異なり、養親の摘出子の身分を得ることが出来る特別養子。

17年の記録から、養子に出した実親のケースと、養子を貰った養親のケース両方を掲載。

双方が養子を選択せざるを得なかった状況は、解り易い言葉で綴られている。

唯一気になったのは、17年の記録からであれば16歳には達しているであろう家族の今が載ってないこと。今が奮闘中なのか、世間との関係からか、個人情報に繋がりかねないから外したのかもしれないが、一番難しい中学生をどう過ごしてるのかが一件も掲載がない。

2歳や4歳までの養親の感情止まりなので、個性を築いていく反抗期でもある中学生になったとき、どう乗り越えてきたのか。

そのケースや、お金の問題については掲載皆無です。
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形式:単行本
養子縁組について興味があったので購入。欧米では不妊症ではないにかかわらず、あえて養子という形で子供を授かるカップルも増えているが、日本ではあまり定着していない制度なだけに、実情を知る参考にした。

様々な理由で子供を養子に出す人々の例が載っているが、結婚している夫婦でも、精神的・経済的理由で養子に出すケースがあることについて書かれている。最近は私のようなDINKS(結婚はしているが子供はつくらない夫婦)も珍しくはないし、子供そのものが嫌いな人々も増えているが、これも時代の流れや価値観の変化によるものなのだろう。もう少し多くの例を出してほしかった。

最近は児童虐待のニュースが絶えないが、それらを防止する意味でも養子縁組は今後の日本にとって非常に必要な制度であると思う。日本は血縁関係重視のお国柄だが、必ずしも実親が育てることが良いばかりではないことを改めて考えさせられた。
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