数年前に話題となった経営管理手法のひとつである「オープンブック・マネジメント」に関する成功事例について語られています。
本書は、2002年に既に訳書として刊行されたものを新たに翻訳・改題したものとのことですので、「オープンブック・マネジメント」の有効性について改めて世に広めようという意図があったのかもしれません。
本書の内容としては、ノウハウ本というより体験談(サクセス・ストーリー)に近い内容なので、「オープンブック・マネジメント」の具体的な実践方法については残念ながらあまり詳しく触れられていないかなという印象です。(もちろん、どのような財務書類を利用しているか、どのようなプロセスで計画や目標値を作成し、またどのように社員とコミュニケーションを取っているか、などの大まかな概要については記されていますが)
できれば、目標値の設定を行うまでの具体的なイメージがつかめるように、架空の数字などを使ってでも、作成書類に関する事例が掲載されていてほしかったなと思いました。