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そのぬくもりはきえない
 
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そのぬくもりはきえない [単行本]

岩瀬 成子
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

犬の散歩をひきうけて出入りするようになった家で出会った不思議な男の子。なんだかちぐはぐなのに、どうしようもなく響きあう心と心。子どもたちの現在を描き続けてきた児童文学作家による待望の長編。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

岩瀬 成子
1950年、山口県に生まれる。78年にデビュー作『朝はだんだん見えてくる』で日本児童文学者協会新人賞を受賞。92年に『「うそじゃないよ」と谷川くんはいった』で小学館文学賞、産経児童出版文化賞を受賞。95年に『ステゴザウルス』『迷い鳥とぶ』の二作により路傍の石文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 285ページ
  • 出版社: 偕成社 (2007/11)
  • ISBN-10: 4036430408
  • ISBN-13: 978-4036430406
  • 発売日: 2007/11
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 344,059位 (本のベストセラーを見る)
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By ヤマボー トップ500レビュアー
形式:単行本
主人公の波(なみ)は小学4年生の女の子。ひょんなことからご近所のお年寄りの犬を散歩させることになるが、その家の二階には幽霊が出るという噂。好奇心から二階に上がった波はそこで不思議な少年、朝夫くんに出会う。すっかり仲良くなったふたりだが、朝夫くんの存在は波以外誰も知らない。果たして朝夫くんは幽霊なのか?

おとなは「あなたのためだから」といって子供のまえに見えないレールを敷いてしまう。波のお母さんもそのひとりだ。好きでもないソフトボールも進学塾も、「将来のあなたのため」と言われると、そうなのかなと思う。思っていることをスポンジのように吸い込んでしまうお母さんに対して、波は言いたいことを言えない辛さを抱えている。のどに重たい石がひっかかっているような感じだろうか。「がんばりなさい」「がんばろうね」その言葉は子供にだって重すぎることがある。

朝夫くんと知り合って、楽しく過ごすうちに少しずつ変わっていき、自信が芽吹いていく波。小学生の少女の心の葛藤を描いたすがすがしい作品。朝夫くんの意外な正体も読んでいて楽しい。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
黙る子 2008/7/17
形式:単行本
実は岩瀬成子の作品はほとんど初めてなので、
他作品と比べられないのが残念なのですが、
すごい好みだったので、他のもこれから読みます。

主人公の波ちゃんは4年生だが、
中学生位の子が読むのに良いのではなかろうか。

おかあさんが恐い・・・
おかあさんが「正しくて、エライ人」な所がより一層恐い。
でもまあ仕事を持っている「おかあさん」は
こうは出来ないと思うけど。(したくても忙しくて)

「何かを聞かれて黙ってしまう子」が
なんで黙っているのか、を
こんなにわかりやすく
教えてくれる作家は他にいないと思うのだ。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
小学校の頃、言いようのないもどかしさや息苦しさを感じていました。そんな忘れていた思い出が読んでいるうちにぐんぐん思い出されてきて、懐かしい感じがしました。娘を持つ今の私にとって、主人公の視点、主人公の母親の視点と交互に入れ乱れ、どちらも分かるなあと思いつつ、今後訪れる娘との葛藤について深く感じさせられました。
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