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その「数式」が信長を殺した (ベスト新書)
 
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その「数式」が信長を殺した (ベスト新書) [新書]

柳谷 晃
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 820 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

日本史に名を残す優れた武将は、ここぞという判断に数学の法則を使っていた。歴史に秘められた謎を、異色の数学者が明らかにした1冊。

内容(「BOOK」データベースより)

敵は本能寺にあり―明智光秀が吐いた運命のひと言。われわれの目に、その先で死を待つ織田信長の姿が浮かぶ。覇王・信長の死すべき運命は、数式で解き明かすことができる。源頼朝が鎌倉に留まり続けた思惑、足利尊氏が後醍醐天皇と敵対した際の勝算、関ヶ原合戦に勝利した徳川家康の打算、日本史に名を残す優れた武将は、ここぞという判断に数学の法則を使っていた。歴史に秘められた謎を、異色の数学者が明らかにした一冊。

登録情報

  • 新書: 224ページ
  • 出版社: ベストセラーズ (2010/9/9)
  • ISBN-10: 4584122881
  • ISBN-13: 978-4584122884
  • 発売日: 2010/9/9
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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本の題名は、いかにも出版社の人がつけたような、かっこよすぎる名前ですが(笑)、
中身は、教科書や下手な大河ドラマと比較にならない程面白いし、勉強になります。
冷静に、しかし実録推理小説のような渋かっこいい面白さで、
人物、戦国社会、仕事、戦争において、局面をえぐり、内実を露にし・・・
そして数学的解説により、その事象の失敗、成功の経緯が明快に進んでいきます。

ある戦の流れなど、人物の心理も推測されていて、目の前に情景がありありと浮かぶようだし、
古文のままだと雅な書状が、現代語に直されて生々しくぞっとしたり、
書名の信長はじめ、教科書に出てきた遠い偉人が「この人はここがこう凄かった」と知り、
じわっと現実的な人間に感じられたり。
具体的、立体的に解説されているので、歴史のなかの因果関係、そして歴史のなかのことと、現代のなかのことの
因果関係が自動的にわかってきます。

この本の前に出された、同じ著者の『冥途の旅はなぜ四十九日なのか』と合わせて読むのをおすすめします。
どちらも歴史を数学用語で解説されていますが、それが嫌みじゃない。どころか簡潔で頭に入りやすいです。
順番はどちらでもいいので二冊続けて読むと、何か壮大な定理のようなものに制御された人間、自然、社会構造が
見えてくるようで、歴史というものも、人間も、一つの研究対象として、面白く思えてきます。

一方、日本人は本質的に先ず礼節ありきの民族だとわかります
(それは、やはり普通の人々が教養をもっているからでしょうが)。
しかもそれが美学だけの馬鹿ではない冷静沈着、どこぞの民族のような、ひたすらずる賢いのと頭がいいのは違うんだと、
日本人であることを誇りに思えます。
(これは合戦の様相や、当時の建築や武器等における科学技術の説明で、よくわかります)
反面、墜ちていくいまの日本に気づかされ、悲しくもなりますが・・。
歴史は流れている、けれど進化しているとは限らないという事実をも再認識させられます。
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By とし
タイトルに「数式」と入っているので難しい数式が出てくるのかと思ったが,決してそうではなかった。

歴史に名を残すためには,計算,あるいは打算が必要で,その「数式」を間違えると悪名が残る。例え,信長や秀吉のような名将でも,どこかで計算や打算に間違いが生じるから,部下に裏切られたり,滅ぼされたりしてしまう。

歴史上のエピソードを題材にした,ある意味でケーススタディ本のような感じ。授業で習ったエピソードを面白く解説してくれていて,そういう観点から見れば確かにそうか!と,目から鱗だった。
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By 凱晴
学校で教える歴史は、往々にして「暗記もの」なので面白いと思った記憶がほとんどないが、こんな授業だったら楽しかったろうなと思う。

概算でも少々乱暴な試算でも、具体的な規模を計算してみることは重要だし、歴史上の人物の性格を行動から推測して通説を覆して見せるのも楽しい。こういった整理を積み重ねることにより、歴史は「暗記もの」ではなくなり、史実からいろいろなことを学べるようになるのだろう。

ただし、題名は大げさ。信長が殺される過程で、いろいろな読み違えがあったのは事実だろうが、それが四則演算で説明できているわけではない。「楽市楽座と微分」も言わんとしていることは解らない訳ではないが、考え方がそうだというだけで、実際に方程式を解いてみたら信長の行動が説明できるということではない。よく物事が整理されているのだけど、必ずしも数学のフレームワークでなければ説明できない事ばかりでもない。

この手の題名の本としては大きく期待を外していないのかもしれないが、売るための題名には好感が持てない。
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