2011年10月刊。テーマは長足の研究進展が続く「アスペルガー症候群のいま」である。
浜松医科大学児童青年期医学講座の精神科医師、杉山登志郎氏による「アスペルガー症候群再考」
エビジェネティクス(遺伝子のスイッチを入れる方法)としての環境要因として、虐待を指摘する。
これは育て方が発症に関わるという意味で重大である。同氏の著作『発達障害のいま』に詳しい。
名古屋市西部地域療育センターの章に精神科医鷲見聡氏の「自閉症スペクトラム〜遺伝環境相互作用の視点から」
遺伝要因は環境要因と共に重要だという指摘。
「努力すればできる」も「遺伝だから変えられない」も偏りすぎ。感覚的にはわかるが、
発達障害の場合の有意なデータはあるのだろうか。
養護学校教員を経て発達障害の支援に当たる佐藤幹夫氏お「アスペルガー症候群と就労支援」
貴重な取り組み。手帳を取って枠に入れるか。手帳はとらずにやってみるか。