【なぜ読み始めたのか】
● 新聞の書評を見て。
● 全米書籍批評家協会賞を受賞していることや、著者の報道が「想像しうる最高の質のペン」と絶賛されていることを知って。
● アメリカが進めてきたテロとの戦いの現場を、現地で取材しているジャーナリストの視点から見ると、どう見えるのか・・・
【どんな内容?】
● アフガニスタンとイラクから、アメリカの進めてきたテロとの戦いが生々しく記述されている。確かに第一級の戦争報道。
● 死と隣り合わせの状況や、戦争によって人間性までも破壊されてしまったかのような社会の様子が、最前線の部隊に同行し、現地で自分の目で取材をしなければ書けないと思われる迫力で描写されている。フィクションをはるかに凌駕していると思う。
● 登場する人物たちのそれぞれに敬意を払っていることが感じられ、丁寧に描写されている。
● 現地で生きる人の視点からも、戦いを仕掛けたアメリカ軍側の視点からも、両方の視点から中立に書かれているように読める。
【感想は?】
● ぜひ読むべき本。世界の中には、このような現実もあるのだとういことを知ることができる優れた内容。
● うまくは説明できないが、読み終わったあとに、「そして戦争は終わらない」というタイトルが、なるほどと思える。
● このような状況のアフガンやイラクに、「民生支援」といって生半可に入っていくことが正しいことなのかどうか・・・日本の支援のあり方についても考えさせられた。