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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ストーリーと作品の奇妙な相似形,
By ラテンマン (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫) (文庫)
思わせぶりな入れ替わりと大掛かりな密室に始まり目的のわからない連続殺人.2人の視点の一人称で描かれているため 犯人は誰なのか?信じられるのは誰なのか?読者自身は何を信じればよいのか? という緊張感を保ったまま真相を読むまでやめられない. そして,真相にたどり着いたと思ったのに だらだらと続く後日談のあとに明かされる本当の真実. この結末に納得いかないという読者も当然いるとは思うが 個人的にはこういう意外性もありだと思う. 何よりせっかく作り上げたものを あえて破壊するという展開は ストーリーと奇妙な相似形を呈していて なんともいえない不思議な読後感を与えてくれる. あえて星1つ減点したのは この種の病態に関して少々勉強不足を感じたため. 好き嫌いはあると思うが森作品ではイチオシ.
14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
最後がすっきりしませんでした,
By 夙夜 健 "ウルケン" (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫) (文庫)
題材が非常に魅力的で、トリックも大好きなのですが、最後がすっきりしませんでした。 解決が出たと思ったらその後にも文章が続いており、結局その部分が 真実なのか私には分かりませんでした。 抽象的な文章が多いのはこの作者の特徴ですが、はっきりとした答えを望む人間には辛いです。 それとも、私が森氏のファンというわけではないためなのでしょうか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
そして森博嗣だけになった,
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レビュー対象商品: そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫) (文庫)
最初から八割あたりまではすばらしい。これぞ森博嗣。森博嗣のことだから、 倒叙かもしれない、 叙述トリックかもしれない、 なんでもありかもしれない。 神経を研ぎ澄まして一言一句のがすまいと読んでいく。 そして否応なしに爽快なラストを期待してしまう。 しかしこれは……。 多くのミステリファンがそうであったようだが、 どんでん返しのどんでん返しは必要だったのだろうか、と思わされた。 わだかまりが残る。僕のわがままかもしれない。 森博嗣のことだから整合性については間違いないのだろう。 だけど、やはり読者は騙されて嬉しい騙され方を期待するものだ。 だから読み返して確かめようとする気もおきなかった。 そして二人だけになった? ちがう、これでは「そして森博嗣だけになった」だ。 これがあらわになった森博嗣の正体なのだろう。 そして何もかもお見通しの森博嗣はこういうのだろうな。 「やはりお腹立ちですか?」
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