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16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
輪廻の繰り返しにも似た伝統芸能の世界,
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レビュー対象商品: そして、海老蔵 (単行本)
本書は、平成16年5月の第11代市川海老蔵襲名披露公演をはさんで、前年の大晦日の成田山における護摩焚きや、歌舞伎座、松竹座をはじめとする海老蔵の出演する舞台を追った1年間の記録です。海外公演を追いかけてパリまで行ったり、表舞台を支える職人へインタビューしたり、著者の精力的な取材を通じて明かされるエピソードの数々が、単なる観劇評の域を超えて、歌舞伎の魅力をじんわりと伝えています。 歌舞伎の魅力とは、まず舞台上で演じられる内容そのものです。江戸時代に第7代市川団十郎家が定めた歌舞伎十八番に含まれる「暫(しばらく)」「助六」のように伝統ある演目や、瀬戸内寂聴作「源氏物語」のような新しい作品について、舞台で披露される海老蔵の演技の魅力を著者は伝えます。 もう一つの歌舞伎の魅力とは、先人が積み重ねてきた伝統の重みに後継者がどのように応えて何を加えるか、という繰り返しの妙を鑑賞することです。 輪廻の繰り返しにも似た伝統芸能の世界に、ひと時迷い込んではいかがでしょうか。
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
襲名記念写真集よりこちらを買うべし,
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レビュー対象商品: そして、海老蔵 (単行本)
昨年6月に『十一代目襲名記念写真集 市川海老蔵』が発売されたが、この時はまだ5月の歌舞伎座から始まった襲名興行の途中だった。この後続いた大阪松竹座、名古屋御園座、パリシャイヨー宮、京都南座公演の様子を知るためには『そして、海老蔵』がうってつけである。装丁が美しく、写真が豊富であるのがうれしい。昨年一年間の海老蔵の軌跡を伺い知るだけでなく、床山、衣裳、大道具など裏方の仕事にもスポットが当てられているので、歌舞伎という舞台芸術の奥深さを感じることができる。また、随所随所で歌舞伎の歴史にも触れられている。歌舞伎の専門家が書いた本に比べて文章もわかりやすいので入門書としてもおすすめ。
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
なんだ海老蔵か…,
By カナ - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: そして、海老蔵 (単行本)
役者ってイメージが大切なんですね。 俺は歌舞伎が好きなんで、結構観るんですが、 例えば「助六」がありますよね? 助六が登場する時、「うおおお!助六ゥ!!」と、自分の興奮は最高潮に達するんですが、助六が海老蔵だと判った瞬間、「なんだ、海老蔵か…。」と、興奮は吹っ飛びます。 客も「海老蔵〜!」とか言っちゃうんで、公演中は嫌でも「助六」ではなく「酔っ払いの海老蔵」として見てしまいます。 海老蔵が主演というだけで、見に来る客も減るんじゃないですかね? 少なくとも、自分はそうです。 何だか、歌舞伎好きな自分が馬鹿馬鹿しくなってきました。 こうなってくると、もう海老蔵は悪役以外の役は出来ないんじゃないかと思いますね。
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