もし、死別のご経験があるならそれこそ身に染み入る本ですが、
単なる闘病記、死別の物語ではありません。
家族の再考の物語です。今を大切に生きるという物語です。
現役銀行員が書いた本で、奥様のスキルス胃がん発覚、6ヶ月の余命宣言という死刑宣告を機に
当時七歳の小さな一人娘の麻理夏ちゃんと地獄に落ちていくストーリです。
エリート街道も滑り落ち、どんどん落ちていきます。
絶対途中で本を置くことはできません。迫真のストーリです。
しかし最後は光に向かっていく、それも麻理夏ちゃんの言葉がきっかけで。
とにかく泣けます。どれだけ泣いたかわかりません。映像化してもよいと思います。
もしテーマソングを選ぶなら、私は、迷わず「千の風になって」を選びます。
死別の経験のない方、ある方、独身の方、どんな方が読まれても感動する物語です。
余命6ヶ月の花嫁、を完全に超えていました。
ちなみに私はまだ独身です。