1年間かけて21730ページ(20巻)のOEDを読破した著者が、その経験や「本好き」である自分のことにまつわるエッセイと、面白い単語の解説を交えてA−Zの26章で贈る本。OEDだけでなく数々の辞書を「趣味で」読んできた著者の、単語における博学さが、より本書を興味深いものにしている。
本当に本が好きな人なら、辞書を読むことの面白さは知っているはずだ。しかし、忙しくてなかなかじっくりと読む時間が取れない。著者をうらやましく思う人も多いのではないか。そのような人に向かって著者は言う。「読者のみなさんに代わって、僕がOEDをAからZまで通読してみました。」
読者を選ぶかもしれないが、本好きならきっとこの本の面白さが分かるはず。我こそは本の虫だ、という人にお薦め。