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そうだ小説を書こう (小学館文庫)
 
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そうだ小説を書こう (小学館文庫) [文庫]

山本 甲士
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 670 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容説明

物語を読み進めながら小説の書き方がわかる

本書は、主人公が小説を書くことで、父親として息子との絆を回復する物語であるとともに、何度か挫折を味わいながらも、新人賞を受賞してプロデビューするまでを描いた話である。
文中に小説を書く技術がふんだんに取りあげられ、小説の指南書にもなっている。
作者の山本甲士が出てくるほか、さまざまな習作が作品として登場する。
この作品は、山本甲士が山本ひろし名義で刊行した『君だけの物語』を改題し、加筆改稿したものである。

山本宏司は、会社を左遷され、妻と離婚し東京から佐賀へと転勤になった。小学三年生の息子直幸は、友人の万引き騒動で宏司の説教通りに友達を諫めたために逆に孤立してしまい、そのため対話を拒否されてしまった。
ある日宏司は、図書館で子供が楽しそうに本を抱えているのを見て、自分も物語を書いてみたいと強く思うようになる。そして、システム手帳にこう書き込んだ。
「人生を仕事だけで終えるのか? 物語を作りたい。人々をはらはらどきどきさせたり、わくわくさせたり、あっと驚かせたり、心を揺さぶったりしたい」
宏司は、自ら小説の書き方を学んで、その中で佐賀に住む作家、山本甲士に近づいていくが……。


内容(「BOOK」データベースより)

山本宏司は、会社を左遷され、妻と離婚しひとり佐賀へやってきた。彼は、対話を拒絶する息子のために小説を書くことで父と子の絆を回復しようと試みるが、問題山積。自分が書いた文章の何がよくないのかさえ判らない始末。そこで彼は、佐賀に住むプロ作家に教えを請うのだが…。試行錯誤を繰り返しながら、新人賞を受賞してプロデビューするまでを描き、主人公と共に小説を書く技術が修得できるという希有な「小説指南小説」。平凡な男が、曲がりなりにも思いを遂げた物語である。山本ひろし名義で刊行された『君だけの物語』を、改題し、大幅に加筆改稿した。

登録情報

  • 文庫: 365ページ
  • 出版社: 小学館 (2012/7/6)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4094087389
  • ISBN-13: 978-4094087383
  • 発売日: 2012/7/6
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 346,030位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 本の見方が変わる作品 2012/7/21
By umekiti
 確かに「小説家を目指すための最低技術」は身につくと思いますが、それよりも作者によって小説の書き方が違うという事に気づかせてくれる方が面白いと思いました。
 他の作者が書いた本も見てみましたが、会話文は必ずしも「」で囲っているわけではない等、作者の個性という物に気づかせてくれる作品です。

 裏を返せば「じゃあ何が標準何だ」という事にもなりかねませんが、現在表現が多様化している今、恐らく最低限のルールは守っていれば問題ないのでしょう。と、私は勝手に思っています。

 ただ、どうせであれば、横書きについても言及が欲しかった所です。
 せっかくブログをやられておられるので、この事についても何か一言ぐらいコメントが欲しかったところでした。
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5つ星のうち 4.0 ネタバレ有り。小説指南の小説 2013/5/15
〈ネタバレ〉
本書では小説と児童文学を織り交ぜて紹介する小説指南の小説である。小説部分は山本宏司を主人公とする三人称の語り手視点で描かれる。まず始めに山本宏司が小説の書き写しで文書技術を独学する。そこで最低限の作法を知る。句点と改行のひとます開け、感嘆符と空白、会話の書式、擬音語・擬態語の使用控えなど表面上に知りうることだけ。あとで作家こと山本甲士が出てきて、体言止めの使用控え、視点の統一と説明文と描写の違いに詳しく触れる。その他に一文の校正や比喩表現にも触れる。これらを元に山本宏司は掌編小説を書き始める。そして山本甲士から講評を受ける。さらに掌編小説を何作か書き、公募に応募するものの落選し、挫折感を味わう。そんな中でも小説指南書を読みあさり、本当の小説技術を知り、新たな短編児童文学を書き上げる。後半はプロットの話になり、児童文学「君だけの物語」は一人称のぼく視点で描かれ締めくくられる。最後に書き続けるためのメッセージが記されている。

〈感想〉
公募ガイド講読二年目の私が、公募ガイドの特集記事に紹介されていたので読む気にになった。やはり箇条書きで書かれた指南書はないのだろうかと思うこの頃。小説としてそれなりに読めるが、最低限の小説表現方法しか記されていないと思う。悪文にも触れてほしかったが、それは描かれていない。

悪文:本書では体言止め以外語られていないが、小説の写しで何かわかるかもしれない。常用漢字の範囲内で文書を構成しているか、接続詞「そして」を控えているかなど、未だに私にも理解に及ばない点は多い。
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