本書は、「ちびまる子ちゃん」の作者として有名な著者が、ご自身
の妊娠・出産経験を書き綴ったエッセイで、出産後約1年半後くら
いに出版された本です。
本書では、ご主人と第一子の誕生を待ち望んでいた様子、妊娠が
判明した時の様子、つわりに悩まされた時期と安定期に入った時期、
妊婦さんの多くが悩まされる便秘に苦しんだこと、帝王切開で出産
した時の心境や様子、出産前後の情緒不安定な時期の様子、出産後
の抵抗力が落ちた時期に出てきた粉瘤のこと、子どもの命名に悩み
に悩んだこと等々が書かれています。また最後には、付録として、
妊娠中の食事や、ビートたけし氏との対談も収められています。
本書の魅力は、何と言っても著者の筆致です。普通に書けば、よく
ある普通の妊娠・出産体験談になってしまうテーマ。また、手術の
様子なんかはもっと暗い雰囲気にえがかれてしまいそうなものです。
でも、著者らしい絶妙な例えやユーモア溢れるつっこみによって、
とっても楽しく明るい本になっています。
これから出産を迎える女性やすでに出産を経験された女性ならば、
ご自身に重ねて読むことができますし、旦那さんが読めば、女性の
様々な「産みの苦しみ」を知る契機にもなると思います。
肩の力を抜きながら楽しく読める、ユーモアたっぷりの明るい妊娠
出産体験記です。