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ぜつぼうの濁点
 
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ぜつぼうの濁点 [大型本]

原田 宗典 , 柚木 沙弥郎
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,365 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

昔むかしあるところに言葉の世界がありましてその真ん中におだやかなひらがなの国がありました。ひらがなの国でおきたふしぎなお話です。

内容(「MARC」データベースより)

昔むかしあるところに言葉の世界がありまして、その真ん中におだやかなひらがなの国がありました。ところがある日の午下がり、道ばたに濁点のみが置きざりにされていて…。幻冬舎刊「ゆめうつつ草紙」初出の作品を絵本化。

登録情報

  • 大型本
  • 出版社: 教育画劇 (2006/07)
  • ISBN-10: 4774607037
  • ISBN-13: 978-4774607030
  • 発売日: 2006/07
  • 商品の寸法: 25.8 x 21.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 52,158位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:大型本
昔あるところにおだやかなひらがな王国がありました。
ところがある日事件が起きたのです。
道ばたにどういうわけか「゛」と濁点だけが置き去りにされていたのです。
実はこの「゛」濁点はぜつぼうのせに仕える濁点だったのですが、自分がいるから主人が絶望するのだと新たなご主人を探すことにしたのでした。
さてさて?濁点は新しいご主人に会えるのでしょうか?

いつも文字についてしか役目を果たさない「゛」濁点が主人公のおはなしです。
普段考えもしない濁点への目の付けどころで非常におもしろい!
ぜつぼうのせに付いた「゛」濁点は主人が不幸なのは自分のせいではないかと主人に頼んで道ばたに捨ててもらった。
だが新しい主人を探すもだれも引き受けてはくれない。
おせわという世話好きなやつが絶望的な「゛」濁点を沼の中に放りなげた、沼の中での濁点のつぶやきがきほうになり、その「ほ」の字にくっつくと「きぼう」となり世の中を希望で満たしたのでした。

言葉の意味は濁点の付きようで大きく変わるのですね。
言葉のもつ意味や声に出したときの響のおもしろさを感じました。
小学校高学年くらいだったら、この新しい感覚を楽しめます
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ひこ・田中 トップ100レビュアー
形式:大型本
 ははは。この強引な展開は買い!
 そんな物語に負けないように、柚木の画は、いや負けないようにではないな、マイペースで、この世界を見えるようにしていく。翻訳のしようがない、屹立絵本です。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mintjam トップ50レビュアー
形式:大型本
「ぜつぼうの濁点」とは、いったい何を意味しているのか??? 

このタイトル、けっして意味不明ではなくそのままの意味なのである。

つまり「ぜつぼう」という言葉の「ぜ」についた濁点を擬人化した絵本なのだ。

あるひ濁点は主人である「ぜつぼう」という文字から離れていく。

主人のあまりに辛そうな姿(絶望ですから)を見るに見かね、

自分さえいなければ楽になれるのだ(切望に変わる)と別れていくのです。

舞台となる ひらがなの国の世界観が、実にシュールだ。

住人達は、ひらがなの形をそのまま擬人化した変な姿をしている。

や行の街では「やぶからぼう」「よめ」「ゆすり」などが登場したり、

大きな「おせわ」という奴がきて、勝手に拾われたりという調子で、

話しについていくの大変だが、次はどうなるかという興味はつきない。

実は、ボクもこれと似たような話しを思いついたことがある。

濁点が勝手に移動して、世界が変わってしまう様子を描いた絵本だ。

例えば、子どもが登校したら校舎が無くなっていて、代わりに

ゼッケンを付けたカッコウが待っている。

実は「学校」の濁点が洗面所の「石鹸」のところへ行ってたせい。

なんてことを、色々と絵探し的にやったら楽しいだろうと思ったのだ。

半濁点の「°」がコロコロと転がって行くなんてのもアリかな。

ひょっとしたら、同じことを誰かが考えているかもしれませんね(笑)

要は何が言いたいかというと、くだらない思いつきも徹底的にやれば

作品になるんだなってことです。
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