今回はブルーサウンド2号店、アークティックブルーが舞台。ミステリアスなバーテン・江上さんと、彼を慕う10歳年下の青年・京が主人公。
小学生だった京は、ある事件で江上に助けられ、その後姿を消してしまった彼を探し続けていた。偶然アークティックブルーで働く江上を見つけてからは、お礼を言いたい一心で通いつめるが中々名乗れず、江上も京には気付かない。江上への気持ちが単なる思慕ではなく、恋愛感情だと自覚した京は……。
さすがベテラン作家さん、再会・時の流れ・回想・そして新たな関係へ…と、上手いです。ワケありげな江上になりふり構わずすがる京が、それでいて卑しく感じられず、結構芯が強い所がいい。過去の、二人が初めて出会うエピソードも良かった。
ただちょーっと地味にあっさりまとまっちゃったような。崎谷さんにしてはエッチ度数控えめだし。キャラは良かったので、この二人で続きが読みたいな。できれば江上さん視点で。