二巻で完結の四コマ漫画です。
それぞれが抱える家庭環境はそれなりに重いです。
聖は、名門の家柄。しかし両親と死別。恵というやさしいお兄さんキャラに育てられている。
ひよりは、親が再婚した家庭。今の家族は好きだけど、自分の居場所はここにはないと思うこともある。
光正は、地元の医者の息子。家族は忙しく家にはほとんどいない。そして病弱。
乙女は、地元の旅館の娘。自らも家族も高校卒業と同時に女将見習いを始めると思っている。
この四人が同級生として出てくる作品です。
ですがそれぞれの家庭環境を殊更悲しく掻き立てるのではなく、今を楽しく生きていこうとする高校生の日常が描かれています。
この手の作品だと重い背景に引っ張られてヒロイックに描きすぎる作品が多いなか、この作品はそれをスパイス程度にとどめています。
まさにいい塩梅です。
もっともこの作者さんの登場人物は一癖ある人が多いのと最後に少しファンタジーが入るので、合わない人はいるかもしれません。
一巻購入者で面白いと思った人は買って損はなし。