この雑誌の重視点(the point of the critical view)というのが、実に流動的で戸惑う。それは労働組合イデオロギーにあまりに左右されつづけてきたからであろう。
公共性の議論すら政治哲学を踏まえて正当に展開できないない公務員官僚体質を見せつけている。民主党政権の官僚主義排除の原則すら反映できないことが、日本の公共図書館の弱点であることを自ら語りえる厚顔さには敬意を表する気持ちにはなりえない。
図書館を支えるのは「知の公共性」が基本のはずだが・・・。あまりに不勉強ではないか。公共性の哲学など眼中にないらしい。これでは民主国家ではないことを証明している。
その元凶は図書館法と公務員(官僚)制度にある。専門職制度など論ずる以前の問題である。