急性骨髄性白血病という難病に明るく気丈に立ち向かった航平君の頑張りは驚きです。5歳という短い命でしたが、その生命力の強さは家族や隣人だけでなく、この本の読者にも強い印象を残してくれます。家族の温かい支えを得た著者(航平君の母親)の献身的な看病や、隣人の励ましも航平君の頑張りを引き出す源となったのでしょう。壮絶な闘病生活の記録ではありますが、読み終わった後、難病を克服できなかった無念さや悲しみとともに、平凡な日常生活では気付かない家族愛、隣人愛というものの強さ、大切さを感じることが出来ました。色々な病と闘っておられる方やそれを支えられてる家族の方には是非読んで欲しい一冊です。また、隣人との関係に希薄さを感じている方にもお薦めしたい。