六条、ニャオともに無事、ユキの元へ戻ってきます。10日ぶりの再会ですから、色々と濃い目。「ユキを泣かせ、心配をかける事によって愛を確認していた自分」というものに気付いた六条は、「絶対にユキを泣かせない」と誓います。また、純粋な愛情で六条を包むユキは確かに「最高に素敵」です。二人の関係がステップアップしたようです。
六条の元家庭教師であり、六条家の筆頭顧問弁護士でもあり、乙彦の恋人でもある不惑の美丈夫苅谷啓介(攻)登場。(苅谷×乙彦編は[夜しか泳げない]で読むことができます)。六条・乙彦が夜、ユキが真昼の住人であるなら、苅谷はどちらでも生きられるグレイゾーンの大人の男ですが、乙彦・六条には、結構振り回される苦労人でもあります。
この巻は、更に深まる六条とユキの恋愛についてと苅谷弁護士を含む六条ファミリーについてが主です。セクハラ上司・野坂の行く末や、誰がなぜ六条を狙ったか、というような事件についてはほとんど進展がありません。6巻では鮮やかに、解決していくことでしょう。次巻が楽しみです。