ご本人、ファンには大変失礼なことだが、
本作を聴いて、松山千春を見直した。
自分の中では、とっくに終わった人だと考えていたが、
この人凄い才能の持ち主で、
かつ音楽的にも現役ばりばりだと感じた。
大げさな言い方だと「衝撃的」。
理由は二つあって、
それは音楽性とメッセージ性。
フォークソングだけじゃなくて、
スカとかゴスペル風のアレンジがあったりして、
多様な音楽性を披露している。
おまけに歌詞が分かりやすい。
はっきり歌っていて歌詞がエモーショナルに伝わってくる。
うまいなあと思う。
メッセージもふんだんに盛り込まれていて、
聴いてくうち、その唄に説惹き込まれている自分がいる。
「崩壊」、「ストリートミュージシャン」、「神よ」の3曲が好きだ。
年齢を重ねることによって円熟する人間を感じさせるラブソング「ずうっと一緒」もいい。
この作品を聴いて、
音楽は決めつけをしないで自分の耳で聞かないといけないと反省。
松山千春の他のアルバムを聴いたことがないが、
本作は傑作だ。