欠かさず読んでいる乃南アサさんの新刊です。
以前発売された『いつか陽のあたる場所で』のムショ帰りコンビ芭子と綾香のシリーズ第二弾です。
今回は、梅雨の晴れ間に/毛糸玉を買って/かぜのひと/コスモスのゆくえ、の4つのエピソードから構成されています。
どのお話もいつもながらの丁寧で無駄がないスッキリとした読みやすい文章で
今回も乃南さんの文章力には圧倒されました。
内容も身近に感じられそうな話もあるのですが、先が気になって本を閉じる事が出来ませんでした。
最後のお話に至っては無神経極まりない女性(まゆみ)の行方が気になって結局一気読みでした。
内容も面白かったですが、昔と今の(やばい)の使い方の違いや
ペット達の洋服についてのくだりも中々為になりました。
インコがうっとりとする描写ではその場面を想像してとても幸せな気持ちになれました。
芭子と綾香に付いては言うまでもなく人物描写も完璧で絶えず脳内映像で動いていました。
やっぱり乃南さんの作品は面白いです。