良くも悪くも説明通りの商品でした。が、説明では良い方から書かれていますので、主だったところを敢えて逆視点で言いますと・・・
1.滑り止めが利いているので服の架け外しがやりにくい
2.服を架けるときに中心や肩の位置決めが悪いと変なクセがつく
3.ウールのパンツをバーに架けるとき、前後の重量バランスが悪いと
位置を直すのが大変だし毛羽立ちが起こりやすい
4.スーツの裏地がシルクやレーヨンだと生地を傷めそうで気になる
この4431という型番は幅が42センチですから、架けるスーツとしては肩幅41〜44センチくらいが適正の範疇かと思います。型崩れしにくい形状を謳ってはいますが、それは服とハンガーのサイズが適正の範疇であった場合の事と考えた方が良さそうです。
このハンガーは普段使いのスーツを省スペース的に保管する事を目的とした製品と思われます。そうであれば価格相応に良く出来た商品だと思います。例えば取引先訪問などが多く、型崩れの前に生地が寿命に到達するようなハードな着方をする人で、所有スーツが多くて収納場所がない場合は重宝するでしょう。
ただし、衣類を高密度に保管すると防虫防カビで問題が起こりがちですから、防虫剤なども多めに使用した方が良いと思いますし、薬剤の効果を得るためには通気性も必要なので過密な収納は避けるべきでしょう。ドイツ製だけに、高温多湿な日本での使用はあまり考慮されていないように思います。
また、型崩れを防ぐだけがスーツのキープではないですよね。生地そのものを傷ませぬ為にはハンガーの肩ラインや幅が適正である事も重要ですし、厚みが足りないと通気性が確保されず、湿気も抜けません。上質なスーツにはそれに相応しい別のハンガーを選んだ方が良いです。
時節柄やや新社会人を意識したレビューになりましたが、メリットの影にデメリット有りです。架けるスーツを間違わなければ買い損はしないでしょう。私は普段使い用のスーツに限って使用していますが、個人的な使用感からでは星3つですね。