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すべてはどのように終わるのか―あなたの死から宇宙の最後まで
 
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すべてはどのように終わるのか―あなたの死から宇宙の最後まで [単行本]

クリス・インピー , Chris Impey , 小野木 明恵
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,625 通常配送無料 詳細
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すべてはどのように終わるのか―あなたの死から宇宙の最後まで + 明日をどこまで計算できるか?――「予測する科学」の歴史と可能性
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商品の説明

内容紹介


あなた――人体冷凍術は不死を実現するか。
生物――10万年に1度致命的な隕石が到来。
地球――35億年後、太陽が巨大化し、焼き尽くされる。
銀河系――30億年後、隣接するアンドロメダと衝突。
宇宙――ダークエネルギーに物質が引き裂かれ、一様の混沌が残る。

「終わり」から生命と宇宙の可能性をさぐる科学ノンフィクション。


いくら考えないようにしていても、だれもがいつかは死や終わりのときに直面しなくてはならなくなる。われわれにはどんな最後が待ち受けているのだろうか。

わたしたち自身の死、ヒトという種がたどるであろう運命、太陽系の未来、宇宙が終わりを迎えるまで、天文学者クリス・インピーが、われわれを時間と空間の壮大な旅に連れていく。

永遠に生き続ける方法はあるのか。人類は今後さらに進化していくのか。地球温暖化や生物兵器で地球の生物圏が崩壊する危険性はどのくらいか。太陽が赤色巨星となり、われわれの銀河系とアンドロメダが衝突・合体したのち、銀河の星ぼしが死に絶えていく遠い未来の宇宙の姿とは。科学が紡ぎ出す深遠な終末の物語のなかに、わたしたち自身の未来が見えてくる。生命と宇宙の可能性をさぐる科学ノンフィクション。

内容(「BOOK」データベースより)

永遠に生き続ける方法はあるのか。人類は今後さらに進化していくのか。地球温暖化や生物兵器で地球の生物園が崩壊する危険性はどのくらいか。太陽が赤色巨星となり、われわれの銀河系とアンドロメダが衝突・合体したのち、銀河の星ぼしが死に絶えていく遠い未来の宇宙の姿とは。科学が紡ぎ出す深遠な終末の物語のなかに、わたしたち自身の未来が見えてくる。生命と宇宙の可能性をさぐる科学ノンフィクション。

登録情報

  • 単行本: 477ページ
  • 出版社: 早川書房 (2011/1/21)
  • ISBN-10: 4152091894
  • ISBN-13: 978-4152091895
  • 発売日: 2011/1/21
  • 商品の寸法: 19.2 x 14.2 x 4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By k007
本書の原題は‘How It Ends’だから、邦題はほぼ直訳である。ただ、最後がどのような様子かというのではなく、そこに至るまでの経緯はどのような過程を踏むかということを解説している。副題の「あなたの死から宇宙の最後まで」というように、地球上の生物に始まり、地球、太陽系、銀河、そして宇宙そのものの熱的死に至るまで、章を追うごとにスケールが大きくなっていく。

著者は天文学者なのだが、生物学も丹念に取材しており、記述もなめらかでわかりやすい。400頁を超えるボリュームだが、決して飽きることはないだろう。ただ、最終章(マルチバースや人間原理を解説)のみは科学ノンフィクションというより思考ゲームになっている。もっとも、それはそれでおもしろく読めた。

残念なのは、特に前半に誤植が多いようだ。増刷の際に丁寧に直してほしい。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
一つの分野を深く掘り下げた専門書は多いが
ひとつのテーマで学問横断的に解説した本は少ないのが現状だ。

逆に、学問横断的な本は、一般的な本とは違った視点から物事を
切り取っているので、名著であることも多い。

物事の「左右」に着目したマーティン・ガードナーの「新版 自然界における左と右」、
「同期」に着目したスティーブン・ストロガッツの「SYNC」、
「ネットワーク」に着目したバラバシの「新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く」などがそうだ。

本書の場合、「事物の終り」という珍しいテーマで、
生物個体の終わりから、宇宙の終わりまで、広くに渡って解説しているので、
世界の多様な面が知れて楽しい一冊になっている。

世界への視点の広さを育むのに、
最適なポピュラーサイエンスの一冊として、私はおすすめしたい。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 西山達弘 トップ500レビュアー
人の寿命、人類、地球上の生物、太陽、銀河、そして宇宙へと「終わり」というユニークな切り口から見た、生物学、天文学、物理学など現代科学を網羅する欲張りな解説書である。

身近な生命から抽象的なひも理論に至るまで最近の科学の成果がこれでもかと盛り込まれていて、引き込まれてしまう。

そして、この宇宙にはわれわれしか存在しないという「人間原理」は否定し、地球外生命の可能性への夢を語り、カリブ海での感動的な体験から、宇宙の終わりへの想像力を語ってくれる。
なかなかのロマンチストでもある。

新たな知識もいろいろ教えてもらった。
「タスマニア島に1キロ平方メートル以上に伸びている1本の潅木は樹齢4万3600年。」
「ガンマ線バーストは一日に1回は宇宙のどこかで発生している。」
「狩猟採集民の食事は低脂肪でカリウムが豊富、カロリーは低め、寄生虫も少なく伝染病にかかる率も低かった。」
「ニューロン自体は酸素の供給なしに1日は生き延びられるのに酸素が欠乏してから5分以上経過して酸素の供給を再開すると細胞が死んでしまう。時間を置いてから徐々に酸素を供給するのが有効。」
「ナンキョクオキアミは1匹の体重は1グラムだが全部まとめて測ると10億トンで全人類より重くなる。」
「あらゆる証拠を集めると、私たちは今6回目の大絶滅すなわち『大絶滅』の真っ只中にいる。」
「アメリカ国内ではウラン鉱からでた残滓は2億4500万トン、原子炉から出る高レベル使用済み核燃料は4万5000トン、プルトニウム処理後に出る高レベル廃棄物は3億4000万リットルに上りユッカマウンテンではこれを処理できない。」
「微生物の生物量は1個はわずか1000兆分の1グラムなのに総量の重さは1ギガトン。」
「ヒトのDNAはチンパンジーに比べて7倍早い速度で変化してきた。」「南アフリカの金鉱地下2.73キロの地点で発見された細菌はウランの崩壊からエネルギーを得て、酸素のない摂氏60度の中で生き延びる。」
「カーボンオフセット、植林、リサイクル、地球にやさしいライフスタイルいずれも意味のない行動だ。地球温暖化はもはや手遅れ。」
「毎日およそ100トンの宇宙ごみが雨のように降り注いでいる。微小隕石は常に我々の上に落ちてきている。」
「天の川銀河の終わりを12月31日とするとビッグバンから137億年の現在は1月1日の深夜から0.2秒すぎた時点に過ぎない。」
「宇宙には膨張を加速させているダークエネルギーがある。」
「膨張する宇宙では、今から数十億年後光子が光の膨張よりも早く離れていくために昔の宇宙が見られなくなる。さらに1兆年後光子はひとつも見えなくなる。」
「はるか遠くの未来の宇宙ではほとんどの天体は冷たくなり白色矮星になる。」
これら多くの、科学的知見を挙げながら、われわれをはるか遠い未来へと誘ってくれる。

科学はとかく物事の起源を探求することを得意としており、終わりについては空想科学の領域に入り込んでしまう。本書はあえて、現代科学で解明されている最新理論を駆使しながら、「終わり」について思い描く。

遙か遠い未来と果てしない宇宙を旅することができた。
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