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39 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
大胆さの中の繊細さ,
By カスタマー
レビュー対象商品: すべてがFになる (バーズコミックススペシャル) (コミック)
ミステリ作家、森博嗣のデビュー作を漫画化した作品。原作の理系テイストな論理をちりばめたり、バーチャルリアリティの世界を見事にイラストで表現されていて、「あの場面はこうだったのか」と頷きつつ読むのも楽しい。各人物を魅力的なイメージそのままに、作者の持つ個性的な絵柄とセンスが冴える。ダイナミックな構図で展開されるストーリーは、ちゃんと原作に忠実に描かれていると思われるので、人物の心理描写など、大胆さのなかに潜む繊細さみたいなものが、発見できるとよりこの漫画をより楽しむ事が出来ると思います。 ラスト付近では、いないはずの喜多先生もこっそり登場します…?
36 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
美事,
By
レビュー対象商品: すべてがFになる (バーズコミックススペシャル) (コミック)
好きな小説が漫画化する、と言うのはかなり複雑な気持ちだが、浅田寅ヲだというのはかなりのプラスポイントである。「すべてがFになる」は、漫画にする必要の無い凄い本だ。読みたければ小説を読めばいい。視覚的な情報を絵にすると固定されてしまう。キャラクタのイメージだって個人個人で違う。つくづく漫画化なんてしなくて良い。 だがしかし、面白い。浅田寅ヲお美事。 私のイメージとぴったりだった、というわけではない。どちらかというと異なる方が多かった。イメージがどうとかじゃなしに、確かにここに「すべてがFになる」がある、という感触が感じられるから、美事なのである。浅田寅ヲが演出したFということ。同じだが別物、違うけど同一。小説ファンで漫画化したのはちょっと、と敬遠している方もとりあえず飲み込んでから考えてみると良いと思う。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
舞台の研究所や事件のトリックとして使われているシステム系統の説明が充分になされていないのが残念,
By フォーマルハウト (山形県村山郡) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: すべてがFになる (幻冬舎コミックス漫画文庫 あ 1-1) (文庫)
森博嗣の同名小説の漫画化作品第1弾。森ミステリのビジュアル化作品と言えば、 ゲーム版の『すべてはFになる』、皇なつき氏の『黒猫の三角』など 数々の『ハズレ』があったが、これはまぎれもない『当たり』である。 当作品の絵を初めて見た時には、主線のあまりの野太さ、白い紙面、 微妙に狂ったパース、恐ろしく長く太い睫毛、まるでマネキン人形を模写したかのような女性の顔などに 違和感を覚え、正直あまり期待できないと思ったが、それは杞憂に過ぎなかった。 この作家は非常に『魅せ方』についての発想とセンス、全体の構成力に優れており、 原作のエッセンスを十二分に抽出し、かつ独自色まで加えた素晴らしい作品となっている。 原作ファンの方には、強くお勧めできる一本である。 ちなみに主人公の犀川助教授だが、長身骨太な体格の上、 まるでパンクロッカーのような外見かつ常に不機嫌な表情に描かれ、 原作とはギャップがあるもののその圧倒的な存在感は原作の比ではなく、 これだけでも漫画化されて良かったとさえ思われる。 (かわりに萌絵のキャラが薄くなっているが…)
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