かねてからアセンションには興味がありいろいろな本を読んできましたが、いま一つピンとこないところがありました。本書は、タイトルに惹かれて手にとってみて、体験談があって読みやすそうなので購入しました。
第1部には、ごくふつうの人がアセンションに向けてさまざまな体験をしていることが書かれていて、これまで実感がなかったアセンションが現実的なものとして感じられました。
第2部では、ビッグバン、DNA、前世療法、日月神示、マヤ歴、キリスト教や聖書、経済や金融工学など、さまざまな面からアセンションについて書かれています。少し難しいと思いましたが、読み進むうちに、私たちのルーツ、何をするために生まれてきているのか、アセンションとは統合への道を歩むことだということがわかってきました。
第3部では、いわゆるグラウンディング、母なる地球とつながる瞑想法、さらには父なる宇宙とつながる瞑想法について解説しています。グラウンディングはこれまでに経験していますが、実際にやってみて実感できるときとできないときがあるので、もう少し実践してみようと思います。
2度めに読んだとき、第1部の体験談がそれぞれ統合への道を一歩一歩進んでいる個人史となっていることに気づきました。さまざまな悩みや苦しみ、違和感をもった人たちが、スピリチュアルな道を歩むなかで、自分の人生について納得していく様子がよくわかりました。統合への道を歩むということを自分なりに理解できたような気がします。これまでなんとなく蓄積してきたスピリチュアル関係の知識が、実際の人生にどのように投影されるのか、目の前が開けたように感じました。
アセンションに関しては、2012年12月に天変地異が起きるなどといわれてきましたが、本書ではこのような大変化は私たちの意識の持ち方の問題として書かれています。今回の東日本大震災のあとの「日本は1つ、世界は1つ」という気持ちの芽ばえなどを見ていると、本書に書かれている統合への道、究極のワンネスへ向けた歩みが、いまさまざまな出来事によってうながされているようにも思えます。