人気ブログ『ごんおばちゃまの暮らし方』で、御自身が主婦として培ってこられた独自の片付け術をたくさんの読者に提供してこられた、ごんおばちゃまの御本がついに発売です。
物があふれるこの時代に暮らす私たちにとって片付けは、イザ始めようと思えばなんとも気が重く、また、今まで片付けの方法なんて習ったこともないというのに、出来ないと自分を責めて人知れず悩んだりしている方も多いのではないでしょうか。
私も片付け・収納・掃除の本といえばなんでも手に取らずにいられないほどの家事本マニアですが、本を読んで「なるほどこうすればいいのか」とわかった気になってやってみても気づけばすぐにまた散らかっての繰り返し、どんより終わりのないループにはまっていました。
そんな時、出会ったのがごんおばちゃまのブログでした。ごんおばちゃまのカリキュラムに沿って一日30分だけ片付ける。
ノリにノって30分を超すと「あかん、あかん」とごんおばちゃま。
考えて見れば、気分が乗ったからやる、やらないでは、今までのループからは抜け出せませんものね。
毎日30分しっかり物と向き合う時間は自分のことを見つめ直すいい時間でもあります。
時間切れで途中で終わって「あ〜もっとやりたかった」となればしめたもの、それが、また明日の片付けにつながります。
この本はブログそのままに、片付けようと決めた一人一人にごんおばちゃまが親身に寄り添って教えてくれる内容になっています。
優しくも凛とぶれない姿勢は、イラストの割烹着姿の猫ちゃんのような懐かしの母親像と重なり、ごんおばちゃまと一緒なら私も片づけられるという気持ちにさせてくれます。
そして、これはブログを通して思ったことですが、片付けを継続されている方たちは、コメントの文章にもだんだんと輝きが増してきます。
家の中もすっきり片付き、それが自信になって御本人も輝いてくるのでしょうね。
片付けで、家庭の太陽であるお母さんや奥さんが輝きを増すことは家族にとっても幸せなことです。
さて、ごんおばちゃまの片付け術は簡単明瞭「いらないものを抜いていく」ことです。
もったいない精神を美徳とする日本人にとって物を捨てるということは、なんだか悪いことをしてるようで、片付けとなるとそこで立ち往生してしまう方も多いと思いますが、どんな基準で、いる、いらないを判断をすればよいかというヒントがたくさん書いてあって「物を捨てられない」という人、世代の方にもおススメの内容になっています。
また、コラムには、生前整理のこと、震災のこともあり、ごんおばちゃまの芯の通った考え方は、物を持つこと、更には生き方を考える上でも良き案内役となってくれると思います。
この本は、単にノウハウ本という枠をはるかに超えて、ごんおばちゃまの愛があふれだしています。
縦書きの大きな文字で、どのような年代の方にも読んでいただける一冊です。