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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
『靖国の戦前史』だったなら星5つ,
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レビュー対象商品: すっきりわかる「靖国神社」問題 (単行本)
「靖国神社は明治政府が国内統一や侵略政策を円滑に勧める為に作った人心操作装置で、今日の民主主義や平和主義の原則とは相容れるものではない」と云うことを、主に維新期から第二次世界大戦までの靖国を巡る動きを辿ることによって説き明かしたもの。戦争についての記述が多く、「最近の靖国関連の本は戦後意識のものばかりなのに不満を持って書いた」とのことなので、戦争史についての解説はそこそこ充実はしているのだが、逆に言えば戦後の「靖国問題」がすっぽり欠落しているのがネックと言えばネック。靖国問題全般についての解説書と言うのであれば、戦後の動きは勿論、政教分離や信教の自由の原則、国際法に於ける戦争の規定等の法学的な見地からの解説、賛成派・反対派双方の主張の比較検討等も欲しいところではある。各章の終わり等で時々思い出した様に小泉首相の参拝への批判等を繰り返し纏めているが、何しろ本論で扱われているのが戦前の事柄ばかりでやや脈絡が薄い為、間違ってはいないのだが些か説得力を欠く。時折雑談や体験談の混じる老高校教師の歴史の授業を聞いている感じだろうか。何しろ「歴史を反省する」と云う行為について全く何の理解もせずに平気で厚顔無恥な妄言を公言する輩が一国の首相になろうかと云う御時世である、常識程度の基本的な正論についてもいちいち丁寧に解説してやらないと今の時代の読者には話が通じないだろう。これ一冊で満足するのではなく、他の靖国批判書を補完するものとして読めば、仲々有益な参考文献として使える。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
虚心,
By 白石 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: すっきりわかる「靖国神社」問題 (単行本)
ここ最近は何から何まで左右が逆転してるようだ。以前はなんでもかんでも気に入らないものを「イデオロギー」とひとくくりにして批判していたのはサヨクだったが、 それが最近ではウヨクがやっている。「共感できる出来ない」が判断基準ってわけね。オソマツ。 以前は裕福な立場のサヨクが虐げられた民衆を「代弁」して「悦にひたってた」が、 今では歴史を伝統をまったく背負わないウヨク・古典的素養をほとんど身につけていないウヨクが、「伝統」をとかなんとか言って悦にひたっている・・・・・ 特権的地位にある奴が「階級闘争」の旗印にあつまって悦にひたり、古典の素養も和歌の素養も日常の所作の素養もない奴が「伝統」という旗のもとに集まって悦にひたる。 どちらも「流行」にのっかるだけで、自分の足下みない人たち。中身はいっしょ。 近頃単に「流行」が変わったってだけって感じだな。 この著者はそういうのとは違うね。
19 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
すっきりわかる日本の近代史,
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レビュー対象商品: すっきりわかる「靖国神社」問題 (単行本)
縄文時代からはじまって明治維新を過ぎる頃には、3学期も終わりになり「あとは自分で教科書を読んでおいて」で中学、高校の歴史の授業はおしまい。今までよくわからなかった江戸時代後期から第2次世界大戦までの歴史や、靖国神社の起こり、韓国、中国の歴史や日本との関わりなどなど、そうなんだ、知らなかった、と目からウロコのことがいっぱい。 「あばれはっちゃく」や「転校生」で親しんだ山中恒先生が、まるで歴史の先生のように事実を丁寧に教えてくれます。 近代史をすっきりわかりたい!と思っている人にお勧めです。
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