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すぐわかる琳派の美術
 
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すぐわかる琳派の美術 [単行本]

仲町 啓子
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

桃山~近代まで、中心となる作家はもちろん、その手法や特徴を学んで創意を凝らした作家たちの優れた作品を紹介。琳派が共有する美意識と多様な側面を解き明かすことで、今日の美術や、グラフィック、ファッション、インテリアなどのデザインに影響を与えている琳派の魅力の源泉を浮き彫りにする。

内容(「MARC」データベースより)

絵画から工芸まで、優れたデザイン感覚を発揮して活躍した琳派の名匠たち。桃山~近代までの中心となる作家、その手法や特徴を学んで創意を凝らした優れた作品を紹介。今日に影響を与えている琳派の魅力の源泉を浮き彫りに。

登録情報

  • 単行本: 135ページ
  • 出版社: 東京美術 (2004/08)
  • ISBN-10: 4808707675
  • ISBN-13: 978-4808707675
  • 発売日: 2004/08
  • 商品の寸法: 20.8 x 15 x 0.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
琳派といえば俵屋宗達の「風神雷神図屏風」、尾形光琳の「八橋蒔絵硯箱」ぐらいしか知らなかったし、それだけでも充分だと思っていた。確かに代表作を知っていることは重要なことであるが、琳派を『琳派』として系統づけられたのが明治になってからのことであるとは知らなかったし、その重要な役目を日本橋の三越がはたしていたことなど全く思いもしなかった。「やっぱり三越は日本橋なんだ」と歴史の厚みを感じる。その琳派の西洋のアールヌーボーの作家たちに与えた影響(ジャポニズム)を考えると日本人の美意識の素晴らしさ、おしゃれさにもっと誇りをもつべきなのでは思う。酒井抱一の「蔓梅擬目白蒔絵軸盆」や「四季草花蒔絵茶箱」などなんておしゃれなんでしょうか。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 俵屋宗達から近現代の琳派風作品まで、ジャンルを問わず多数の琳派作品が収録されています。専門用語が殆ど無く、平易かつ詳細に書かれているので、琳派の入門書に最適なのではないでしょうか。琳派がアール・ヌーヴォーに影響を与えたり、アール・ヌーヴォーから琳派を再発見したりして、琳派とアール・ヌーヴォーは密接な関係が有るので、アール・ヌーヴォーのファンの方も読まれてみては如何ですか?
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sasabon #1殿堂 トップ10レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
最近の美術史の捉え方として「琳派」という範疇が一般化されています。実際、狩野派のように組織だって伝承されたものではないのですが、そのイメージするところを分かりやすく包括している概念なのです。個人的には、それぞれの絵師や陶工の個性の集合体としてとらえていますが。
その素晴らしい作品群を俯瞰して眺めることができる本書の価値は高いと思います。

章立ては、「琳派の登場−俵屋宗達とその周辺−」、「琳派の確立−尾形光琳とその周辺−」、「琳派の発見−酒井抱一とその周辺−」、「琳派の伝統と再生−近現代の琳派風作品−」となっています。

俵屋宗達が養源院の杉戸絵に描いた大胆な「唐獅子」や「白象図」は、「風神雷神図屏風」に共通する奔放さがありますし、本阿弥光悦の「舟橋蒔絵硯箱」の独創性は現代の意匠工芸につながる斬新さに満ち溢れています。尾形光琳の「紅白梅図屏風」「燕子花図屏風」「八橋蒔絵硯箱」の美しさや、弟の乾山による一連の乾山焼の見事なフォルムもまた本書で確認できます。野々村仁清の「色絵金銀菱文重茶碗」のモダンさは筆舌に尽くしがたいですが、仁清・乾山という時代順での掲載の方がしっくりとくるのですが・・・。

酒井抱一の「四季草花蒔絵茶箱」、鈴木其一の「水辺鵞鳥図屏風」、近代の琳派を代表する神坂雪佳「百々世草」という流れはまさしく琳派の本流でしょうが、下村観山や横山大観を本書に収録するとなると少し範疇が広がりすぎるきらいがあります。
美術史の流れを把握しているわけではありませんが、琳派というジャンルの確立には、ある程度コアな部分の特徴を強調するほうが分かりやすかったようにも思いました。
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