張仁の書を読んで、毎度驚かされるのは、多くの疾患に鍼灸を処方していることが紹介されているところです。
日本で臨床にあたっていると、運動器疾患の治療をするのがほとんどです。頸や肩、腰などの痛みです。でもこの書もそうですが、消化器疾患、呼吸器循環器疾患、内分泌疾患にいたるまであらゆる疾患を網羅している。日本でも、そういう疾患に対して治療をやっている方もいるとは思うのですが、いかんせん症例数が少なかったり、報告されていなかったりというのが現状です。日本も中国に負けじと頑張らないといかんな〜と思うとこですね。
今回のこの書のいいところは、古代のアプローチの仕方と、現代のアプローチの仕方が載っているところです。自分自身中医学的なアプローチで治療をしないので、現代のものと比較できるので参考になります。現代のものに関しても、中国の名医?の方の処方なので、ある程度信用はできるのかなと思います。どんどん追試したいですね。
シリーズものということで、次回以降にも期待しておきましょう。