雑多に種々の回路が掲載されていますが、実用化するために必要な部品が書かれていない場合があります。
また、現実的には使えない(使われない)回路も掲載されていますので、他の方も書いていましたが鵜呑みにするのは危険です。
回路解析をきちんとできる方が、回路例を元に計算式を立てて使うのであれば問題ありません。
しかし、この本には解析方法が書かれているわけでも、設計式の導出過程が書かれているわけでもありません。
したがって、仕事で使うにはあまりにも中途半端です。
素性の知れない設計法を本職が使うことはありませんし、そのような手法を学生時代から覚えてしまったのでは会社に入って矯正されるだけです。
回路がたくさん載っており、非電気電子系の学生にとっては有用かも知れないものの、本職の技術者にとっては中途半端です。
また、電気電子系の学生にとっては実用にならない回路を覚えてしまう可能性もあります。
逆に、この本を元に各回路の設計式を立てるという作業を行えば、良い回路の勉強になると思います。
また、周りに良い指導者がいる環境であれば、各回路の問題点と解決法を議論すれば、これもまた良い勉強となるでしょう。
以上を勘案して星3つとさせていただきました。