今回はジェットとじーちゃんの話というより、月兎(じーちゃん)の昔の話〜恋愛話〜という感じです。なので以前の「じーちゃんじぇっと」の様にジェットとじーちゃんの絡み(ハイテンションなじーちゃん&それに困りつつ振り回される孫)が好きな方には少し物足りないかもしれません。私はこの作品の続編が出るとは思わなくて前作ので完結だと思っていたので今回の発売が嬉しくて買いましたが話が途中で終わっていて、更に続編が出るそうです。完結ではなく途中で終わっていて続きが気になってしまう所が残念です。一応一段落していて欲しかったかも…。ちなみに美雨や今回初登場(?)の本名有希子というキャラは少ししか出て来ません。以前の様にジェットが中心ではないので美雨とジェットの恋愛話も少しだけです。ストーリーとしては月兎の過去がどんな感じだったか判るのと、新しいキャラ「姫さま」が全体的に出てきます。余白が多く白い部分が多いなぁと思いました。ちょっと600円は高かったかも?
ですが読み易いです。そして挿絵も可愛いです☆「ささやかでも何かできる人になりたい」と願う小学生のジェットや「今が一番幸せと言える様にそうなれる様に努力する」と心に決めていた月兎、そして「だからこそ、人間は優しくなれる。“痛みはおそれなくていい。”」という文がよかったです。それからフィーチャリング・ノーズウォーターには笑ってしまいました。小説の一番最後(らくがき。)の後の言葉も何だか好きです。ですが私としてはせっかく見た目は若い中身はおじーちゃん&孫という面白い設定が好きだったので二人の話中心じゃなかったのが少し残念でした。でも一冊目で完結でもよかった気がします。