『じゃりチエ』のコミックは全巻買いそろえたぐらいのフリークだったので、映画が公開されると、すぐに観ました。20ウン年前のことです。
大学に入ったばかり。まだ若かったので「原作のとおりじゃないか」としか思いませんでした。映画化したときに、絵の雰囲気やストーリー、ギャグなど原作の世界をそのままに残すことがどんなに大変な作業であるか、などとは考えずに「原作のとおりなら、映画にしなくたっていいんじゃないのか」などと不遜なことを考えながら見始めました。
映画の途中、何度も繰り返し読んだ原作とほとんど同じであるにもかかわらず、原作と同じ場面で笑い、ホロリと来ることが不思議でした。
そして、クライマックス。涙が止まらなくなりました(笑)。困ったことに、そのときは一人ではなかった女性の友人と来ていたのです(爆)。いわゆる、デート。いいオトコが、マンガのアニメを観てボロボロ涙を流しているんだから、恥ずかしくて、その後その女性と話をするのがすごく気まずくなってしまいました。それ以来、この映画はぼくにとってホロ苦い思い出となりました(笑)。
DVD化されて、ほんとうに久しぶりにこの映画を観ました。初めて観たときと同じ場面で笑い、そして泣きました。