出版社/著者からの内容紹介
1931年生まれの消防艇ハーヴィは、桟橋や船の火事を消したり、セレモニーで水を噴き上げたりするニューヨークの人気もの。しかし、長年働いたのでオンボロになり、引退したあとはスクラップにされる運命だった。
それを知った有志がハーヴィを買い取り、あちこちを修理して保存していたが、誰もハーヴィが消防活動をするとは思ってもみなかった。そしてハーヴィが進水したときと同じようによく晴れた、2001年9月11日がやってきた…
老いた消防艇とそれを愛する人々の気持ちを描いた実話絵本を、ニューヨーク在住のミュージシャン・矢野顕子が心をこめて翻訳した話題作。2003年度ボストングローブ・ホーンブック賞受賞。
それを知った有志がハーヴィを買い取り、あちこちを修理して保存していたが、誰もハーヴィが消防活動をするとは思ってもみなかった。そしてハーヴィが進水したときと同じようによく晴れた、2001年9月11日がやってきた…
老いた消防艇とそれを愛する人々の気持ちを描いた実話絵本を、ニューヨーク在住のミュージシャン・矢野顕子が心をこめて翻訳した話題作。2003年度ボストングローブ・ホーンブック賞受賞。
内容(「MARC」データベースより)
おんぼろ消防艇のハーヴィは、町の人たちに救われてハドソン川に浮かんでいた。ところが2001年9月11日、街を襲った大災害にもう一度働くことになり…。ボストングローブ・ホーンブック賞受賞作。04年9月刊の新版。
出版社からのコメント
この絵本は、あの衝撃的な事件をモチーフにしてはいますが、実は主題はそこにあるわけではありません。
着実な仕事を重ねて年をとり、お役ごめんになった船を、もう必要がないからというだけで処分するのではなく、かけがえのない思い出を共有するためにみんなで守っていくその心意気。
力を合わせて困難に立ち向かう勇気や、人を思いやる心。
大災害やたいへんな天災、人災に遭遇したとき、人はどのように心と力を合わせられるか、災難を乗り切ることができるのか。この絵本が教えてくれるのです。
着実な仕事を重ねて年をとり、お役ごめんになった船を、もう必要がないからというだけで処分するのではなく、かけがえのない思い出を共有するためにみんなで守っていくその心意気。
力を合わせて困難に立ち向かう勇気や、人を思いやる心。
大災害やたいへんな天災、人災に遭遇したとき、人はどのように心と力を合わせられるか、災難を乗り切ることができるのか。この絵本が教えてくれるのです。
カバーの折り返し
ジャズの熱気で街じゅうにぎわうニューヨーク、1931年。
消防艇のハーヴィは、ハドソン川へ初出航。
桟橋の火事をいちはやく消し、セレモニーではびゅうと水を噴き上げ、ハーヴィはいつだってニューヨーカーの人気者。
消防艇のハーヴィは、ハドソン川へ初出航。
桟橋の火事をいちはやく消し、セレモニーではびゅうと水を噴き上げ、ハーヴィはいつだってニューヨーカーの人気者。
やがておんぼろになり、鉄くず同然で川に繋がれていたハーヴィを救ったのも、だからニューヨークの街のひとたちだった。
そしてあの日がやってきた……
著者について
マイラ・カルマン ニューヨーク在住の画家、イラストレーター。雑誌「ニューヨーカー」の表紙や、「ニューヨークマガジン」などの仕事を手がける。絵本作品も多数ある。すぐ船酔いをするにもかかわらず、家族(飼い犬のピート)や友人たちといっしょに、タグボートに乗って遠くの国や土地への航海を計画している。
「月刊MOE」01/2005(柴田こずえさん評)
《矢野さんが楽しんで翻訳に向かった気持ちもちゃんと表れている。…すてきで粋な絵本に仕上げている。
季刊「子どもと本」10/2004(山本まつよさん評)
《人間が生きて行くことの希望と耐える力を側面から描いていることに、わたくしは、ある感銘を受けました。》
「ソトコト」11/2004(坂本美雨さん評)
《翻訳は、私の母・矢野顕子。…思わず引き寄せられてしまう、ページいっぱいに広がる鮮やかな色彩!》