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投稿者: sprout (詳しいプロフィールを表示) 乃南アサは天才だと思う。小説はフィクションであるが、良い小説はさも本当にあったかのようなリアル感がある。舞台になる宮崎県椎葉村は実際に存在し、「平家祭り」や「ラリー選手権」なる行事も行われている。人口を4000人を切ったのは平成9年となっているのでこの物語はその頃の話なのだろう。そうした舞台設定がしっかりしている為に、登場人物ひとりひとりが生きており、椎葉村へ行けば本当に「おスマじょう」や「シゲ爺」がいるのではないかと錯覚してしまう。これは主人公青年の人間回帰の物語であるが「人生をやり直す為のけじめ」ということでは多くの人に共感が持てるテーマでもある。乃南アサの「音道シリーズ」のようなユーモア... 続きを読む |
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