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最も参考になったカスタマーレビュー
34 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
しゃぼん玉のような青年と共に迷い込む癒しの空間,
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レビュー対象商品: しゃぼん玉 (新潮文庫) (文庫)
乃南アサは天才だと思う。小説はフィクションであるが、良い小説はさも本当にあったかのようなリアル感がある。舞台になる宮崎県椎葉村は実際に存在し、「平家祭り」や「ラリー選手権」なる行事も行われている。人口を4000人を切ったのは平成9年となっているのでこの物語はその頃の話なのだろう。そうした舞台設定がしっかりしている為に、登場人物ひとりひとりが生きており、椎葉村へ行けば本当に「おスマじょう」や「シゲ爺」がいるのではないかと錯覚してしまう。これは主人公青年の人間回帰の物語であるが「人生をやり直す為のけじめ」ということでは多くの人に共感が持てるテーマでもある。乃南アサの「音道シリーズ」のようなユーモア作品ではなく終始綱渡りをしているような緊迫感があるが、読後は喉越しのよい爽快感があり「読んで良かった」と思える一冊。読み終わった後に映画やドラマ化をするなら、俳優は誰が良いだろうと思わず思ってしまった。空○やホ○ム○ス中○生を映画化する予算があるなら、こうした実のある小説を映画化すれば世界にも十分打って出来られるのに!!…と強く思う。何はともあれ宮崎県椎葉村の平家祭りに行ってみたいものだ。東国原知事、映画化すれば宮崎県の宣伝になりますよ!!
14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
展開が気になる。,
By machinya (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: しゃぼん玉 (新潮文庫) (文庫)
この小説の帯には・・・「手元が狂ったのだろうか。今まで通り、軽く斬りつける程度で良いと思っていたのに。 何しろ、こちらの目的は相手のバッグだ。金だ。だから相手が怯み、ついでにいえば、 ちょっとした悲鳴でも上げてくれれば、それで十分のつもりだった。 背中越しに聞く女の悲鳴は良いものだ。ほんのわずかでも、キャッとか、イヤッとか、 そういう声を聞いただけで、頭の中がすうっとする。(本文より)」 オイオイ。かなり危険な主人公ではないかっっっ。 現実の世界にも、こういった主人公がいるのではないか、と思わせる世の中。 やはり更正の道はないのだろうか? しかしそんな主人公を優しく包み込む出来事があって 涙なくしては読めない心理サスペンス感動の傑作!! でた〜!! ワタシの苦手な「涙なくしては読めない」という、うたい文句。 これに何度、だまされたことか。 しかし、この本は本当に心洗われる気持ちになりました。 先の展開が気になり2日間で読み終えてしまいました。
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
切なる思いが報われる温かい小説,
By naonao-703 (京都市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: しゃぼん玉 (単行本)
主人公翔人は、人を傷つけることに罪悪感を感じていない故に生きる術として選んだ引ったくりで人を刺し、逃亡生活を余儀なくされる そんな翔人が逃亡の成り行きで人里離れた村に住む老婆スマと知り合う スマの住む村で翔人はスマの孫として滞在することになる 根本的な感情や生き方を見失っていた翔人が、衣食住を約束されたスマ婆さん宅に住むことで、心の葛藤をしながら自分の心と向き合ってゆく。 いつも人生を楽な方へ逃げていく生き方 楽な選択をして生きているにも関わらず翔人の心に渦巻く不安 自分の未来に希望が持てず、漠然としゃぼん玉のように消えていく将来を自分に重ねて憔悴する 「いつか消えてしまう」故にどんなことにも責任を負わず、投げやりにもなる きらびやかではないけれど、日々の大切な時間の過ごし方が旨く描かれた作品 それは、翔人がそういう生活の良さに気付く展開にも繋がる 又、脇役のスマ婆さんにシゲ爺がとてもいい味出してます。 読後温かい気持ちに浸れる一冊です。
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5つ星のうち 3.0
学生時代に読む本
ここですごく評価が高いのでびっくりしました。 個人的にはまぁまぁでした。涙なくしては読めない!と紹介文に... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: タチコマ
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