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しゃぼん玉 (新潮文庫)
 
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しゃぼん玉 (新潮文庫) [文庫]

乃南 アサ
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (34件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

通り魔や強盗傷害をくり返す伊豆見翔人は、逃亡途中で偶然、宮崎の山村にたどり着く。村の老人たちと暮らすうち、少しずつ心を開いていく翔人だったが……。安易に犯罪に走る若者の心の闇に深く切り込む傑作長編サスペンス。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

女性や老人だけを狙った通り魔や強盗傷害を繰り返し、自暴自棄な逃避行を続けていた伊豆見翔人は、宮崎県の山深い村で、老婆と出会った。翔人を彼女の孫と勘違いした村人たちは、あれこれと世話を焼き、山仕事や祭りの準備にもかり出すようになった。卑劣な狂犬、翔人の自堕落で猛り狂った心を村人たちは優しく包み込むのだが…。涙なくしては読めない心理サスペンス感動の傑作。

登録情報

  • 文庫: 326ページ
  • 出版社: 新潮社 (2008/1/29)
  • ISBN-10: 4101425469
  • ISBN-13: 978-4101425467
  • 発売日: 2008/1/29
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (34件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 65,368位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
41 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sprout #1殿堂 トップ50レビュアー
形式:文庫
乃南アサは天才だと思う。小説はフィクションであるが、良い小説はさも本当にあったかのようなリアル感がある。舞台になる宮崎県椎葉村は実際に存在し、「平家祭り」や「ラリー選手権」なる行事も行われている。人口を4000人を切ったのは平成9年となっているのでこの物語はその頃の話なのだろう。そうした舞台設定がしっかりしている為に、登場人物ひとりひとりが生きており、椎葉村へ行けば本当に「おスマじょう」や「シゲ爺」がいるのではないかと錯覚してしまう。これは主人公青年の人間回帰の物語であるが「人生をやり直す為のけじめ」ということでは多くの人に共感が持てるテーマでもある。乃南アサの「音道シリーズ」のようなユーモア作品ではなく終始綱渡りをしているような緊迫感があるが、読後は喉越しのよい爽快感があり「読んで良かった」と思える一冊。読み終わった後に映画やドラマ化をするなら、俳優は誰が良いだろうと思わず思ってしまった。空○やホ○ム○ス中○生を映画化する予算があるなら、こうした実のある小説を映画化すれば世界にも十分打って出来られるのに!!…と強く思う。何はともあれ宮崎県椎葉村の平家祭りに行ってみたいものだ。東国原知事、映画化すれば宮崎県の宣伝になりますよ!!
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
主人公翔人は、人を傷つけることに罪悪感を感じていない
故に生きる術として選んだ引ったくりで人を刺し、逃亡生活を余儀なくされる
そんな翔人が逃亡の成り行きで人里離れた村に住む老婆スマと知り合う
スマの住む村で翔人はスマの孫として滞在することになる
根本的な感情や生き方を見失っていた翔人が、衣食住を約束されたスマ婆さん宅に住むことで、心の葛藤をしながら自分の心と向き合ってゆく。
いつも人生を楽な方へ逃げていく生き方
楽な選択をして生きているにも関わらず翔人の心に渦巻く不安
自分の未来に希望が持てず、漠然としゃぼん玉のように消えていく将来を自分に重ねて憔悴する
「いつか消えてしまう」故にどんなことにも責任を負わず、投げやりにもなる
きらびやかではないけれど、日々の大切な時間の過ごし方が旨く描かれた作品
それは、翔人がそういう生活の良さに気付く展開にも繋がる
又、脇役のスマ婆さんにシゲ爺がとてもいい味出してます。
読後温かい気持ちに浸れる一冊です。
このレビューは参考になりましたか?
19 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この小説の帯には・・・
「手元が狂ったのだろうか。今まで通り、軽く斬りつける程度で良いと思っていたのに。
何しろ、こちらの目的は相手のバッグだ。金だ。だから相手が怯み、ついでにいえば、
ちょっとした悲鳴でも上げてくれれば、それで十分のつもりだった。
背中越しに聞く女の悲鳴は良いものだ。ほんのわずかでも、キャッとか、イヤッとか、
そういう声を聞いただけで、頭の中がすうっとする。(本文より)」

オイオイ。かなり危険な主人公ではないかっっっ。
現実の世界にも、こういった主人公がいるのではないか、と思わせる世の中。
やはり更正の道はないのだろうか?
しかしそんな主人公を優しく包み込む出来事があって
涙なくしては読めない心理サスペンス感動の傑作!!
でた〜!!
ワタシの苦手な「涙なくしては読めない」という、うたい文句。
これに何度、だまされたことか。
しかし、この本は本当に心洗われる気持ちになりました。
先の展開が気になり2日間で読み終えてしまいました。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
学生時代に読む本
ここですごく評価が高いのでびっくりしました。

個人的にはまぁまぁでした。涙なくしては読めない!と紹介文に... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: タチコマ
2011新潮文庫の100冊
2011新潮文庫の100冊に入っていたので手に取ってみました。

ストーリー自体はわかりやすく、最後の展開にも... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: 英語講師
人のつながりを感じさせる良書
出版社の紹介文にある「涙なくしては読めない・・・」。
自分にとってのキラーワードにやられて購入しました。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: れおだい
ちがう。
舞台になった地方の出身者ですが、
方言が明らかに違うので違和感を持ちました。
きちんと取材されているのかな?って... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: タロー
圧巻
読み終わった瞬間に溜め息が出るほど、この作品に没頭しました。
人を惹きつけてやまない魅力が、ギッシリと詰まった味わい深い物語です。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: 線香ハナビ
読んでみてください
不良少年がおばあさんや村の人々に触れて、
変わってゆく姿を丁寧に描いています。... 続きを読む
投稿日: 2010/1/26 投稿者: abysomali
朝起きて、働いて、夜寝る。
当たり前のように生活することの大切さを教えてもらい、少なからず荒んでいる心が主人公と一緒に洗われた気がしました。山奥の村、朝霧の情景が今でも目に浮かびます。
投稿日: 2009/11/12 投稿者: やまてつ
色々学びました。
学んだこと(楽しみながら学べます)... 続きを読む
投稿日: 2009/2/27 投稿者: 奈々太郎
ちょっと退屈・・・
評価を下げて申し訳ないのですが、私には合わなかったようです。... 続きを読む
投稿日: 2008/9/17 投稿者: リホ小説ファン
生きることの原点はどこに
「ふわふわと漂っていて、いつかパチンと弾けてしまうしゃぼん玉」のような生きかたをしている若者がここは四国だと思いこんだ宮崎県椎葉村に迷い込んで、そこでしっかり根を... 続きを読む
投稿日: 2008/7/22 投稿者: frontback
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