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17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
あの頃のキラキラした思い出,
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レビュー対象商品: しずかな日々 (単行本)
とてもいい小説だった。主人公は五年生のさえない男の子。野球に誘ってくれた押野という友達によって、これまで知らなかった広い世界へと、心身を徐々に慣らしていく様子が素敵です。おじいさんとの生活、友達との出会いによって、少年は大人になっていくのですが、その影では不穏な出来事も実は起こっています。最後の一行が印象的な小説です。読んでみて本当に良かったと思えます。野間児童文芸賞、坪田譲治文学賞のダブル受賞作品。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
誰かにお薦めしたくなる本です。,
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レビュー対象商品: しずかな日々 (講談社文庫) (文庫)
友人から「かなりいいから読んでみて。」と薦められて読みました。本当に、かなり良い本でした。 主人公である内気な5年生の男の子が体験する、何でもないんだけど生き生きとした、懐かしくも美しい日常を描いた小説・・・・・・そう書いてしまうとただの優良な児童文学小説か、あるいはつまらない大人のノスタルジー小説のように思われてしまいそうで残念です。 なんというか・・・全体を流れている空気感がいい!登場する人物達がいい!「私、夏が好きだったかも・・・」と思わせてくれるところがいい! 難解な言葉は使われていないし複雑な状況設定でもないので、おそらく子供でもするする読めちゃうと思いますが、きっと大人が読んだほうがその良さがわかる本です。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
まさにタイトル通り,
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レビュー対象商品: しずかな日々 (単行本)
夏の朝の空気、濃い色をした空、縁側に吹く風、セミの声、友達の笑い声。もうずっと遠い昔のことなのに、まるで実際に見たように、映像が浮かんできます。 大きな事件もない。大切な人が死んだりするわけでもない。 なのにどうしてか切なくて、読んでいて目頭が熱くなりました。 今はもう大人になった主人公の少年が、子供の頃の夏の記憶を静かに綴ったお話です。 母親と二人暮らしをしていた小学五年生の内気な少年が、引越し先で初めて友人を作り、 そして母親と離れておじいちゃんの家で暮らすようになり、 徐々に少年は、今まで知らなかった世界が開けていくのを目の当たりにします。 何かが変わってくというのは同時に失うことでもあるんだろうなぁと感じさせるのは 母親と少年の関係です。 物語は少年の目線で書かれてますから、はっきりとした描写はありませんが、 大人ならばなんとなくわかってしまうであろう、複雑な背景も物語に影を潜めてます。 だけどそれを含めて、ただしずかに日々は過ぎていきます。 「人生は劇的ではない。ぼくはこれからも、生きていく」 巻末の少年の一言が、すべてを語っています。
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