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しきたりの日本文化 (角川ソフィア文庫)
 
 

しきたりの日本文化 (角川ソフィア文庫) [文庫]

神崎 宣武
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

ナルホドと思いあたる、文化としての日本のしきたり。民俗学からの新提言。
喪中とはいつまでをいうのか。時代や社会の変化につれて、もとの意味や意義が薄れたり、変容してきた日本のしきたり。「私」「家」「共」「生」「死」という観点から、日本文化としてしきたりを民俗学的に読み解く。

内容(「BOOK」データベースより)

喪中とはいつまでをいうのか。結納の本来の意味とはなにか。時代や社会の変化にともなって、もとの意義が薄れたり、変容してきた日本のしきたり。神棚と仏壇が同居するような神仏習合的な文化として培われてきたさまざまなしきたりを、「私」「家」「共」「生」「死」という視角から民俗学的に解明。なんのためにそうされてきたのかに焦点を絞り、言われてみればなるほどと納得がいく、日本文化としての「しきたり」を説く。

登録情報

  • 文庫: 189ページ
  • 出版社: 角川学芸出版 (2008/3/25)
  • ISBN-10: 4044064075
  • ISBN-13: 978-4044064075
  • 発売日: 2008/3/25
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 56,997位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By nFS
形式:文庫
内容が大変濃い本。
身近なしきたりを民俗学的な見地から解き明かす本書は
読んでいて「ほうほう」「なるほど」と思う内容で満載。

冠婚葬祭の伝統を、何故おこなうのか、どのように行われてきたのか
またどう向き合う心構えを持つものなのかを
この本は解き明かしてくれます。

テーマが"しきたり"ですと、どうしても固く、また煩いものになりがちですが
この本は文化の多様性に寛容であり、非常に懐の広い
ある意味では日本らしさが表れている本ですね。

一家の主人として、家族として、伝統を継ぐ人、
あるいは、都市に住み、しきたりの意味をわからなくなってしまった人に
是非ともお勧めしたい本です。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mcat
形式:文庫|Amazonが確認した購入
 博学の著者が「文庫書き下ろし」として上梓。「私」「家」「共」「生」「死」にかかわる日本文化としての「しきたり」をご自身の思いを込めて解説されている。
生活の中の「しきたり」の元々の意味とねらいが丁寧に解かれていて納得できる。〜しなければらないとか、〜してきたから守れでなく「しきたり」の持つ合理性を探求されていることが参考になる。形式よりも「なんのためにそうするのか」そして「原初のかたちはどんなものだったか」を大事に考えながら・・という著者の願いがみごとに生きている。
「おみくじ」について、寺社の境内の樹木の枝に結びつけられた「おみくじ」の数に驚きながら、「おみくじ」を引いて「吉」が出ても枝に結んで帰る方がある。と著者
 試しに私の知人の若い人に聞いてみると
「えっ、じゃどうするの私はいつも結んでいたけれど・・」「吉」「大吉」はお守りに持って帰るのが当たり前でしょうが・・「そういえばそういうことになるねえ」「悪いおみくじを樹木の枝に結んでこれから良くしてくださいお願いすればいいんですね」「結び方にも何か意味があるの?」本書で学んでください。単なる実用書ではないことがよくわかります。
 神仏習合の日本文化の不思議さをたどりながら、「しきたり教育」も必要であろうという著者に賛同したい。しかし伝統の意味を次の世代に伝えるにふさわしい力量にはほど遠い自分を今こそ見つめたいものです。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
しきたりというと、ヘンに説教臭いか単なる手順しか書けない駄本が多いが、本書は民俗学を底流に推考しているため、しきたりの背景が理解しやすくまことに興味深い。いってみれば、卑近な例を上げながら平易に解き明かしていくので、たとえ民俗学のシロウトでも事例一つ一つに得心がいくのである。歩く民俗学者・宮本常一の衣鉢を継ぐ第一人者といわれるだけの力量が、本書の随所に垣間見られるのはさすがだ。一般に民俗学者の多くが記述するこの手の類は、回りくどくかつ衒学的で、まるで論文を読まされているような退屈本が多いものだが、そのような学者が陥りやすい欠点をできるだけ迂回している点でも好感が持てる。日本のしきたりの本質を理解したければ、10冊の本を読むよりも前に本書をこそ入門書としたいものだ。
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