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しあわせの王様―全身麻痺のALSを生きる舩後靖彦の挑戦
 
 

しあわせの王様―全身麻痺のALSを生きる舩後靖彦の挑戦 [単行本]

舩後 靖彦 , 寮 美千子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,575 通常配送無料 詳細
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しあわせの王様―全身麻痺のALSを生きる舩後靖彦の挑戦 + 生きる力―神経難病ALS患者たちからのメッセージ (岩波ブックレット)
合計価格: ¥ 2,415

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「治療法がない」「全身麻痺」「呼吸停止」「余命三年」過酷な宣告に絶望し、どん底に落ちた舩後は、同病の友を支える「ピアサポート」をきっかけに大きく立ち直る。人を支えることは、自分を勇気づけること!人生、どんな状況でも楽しめる!全身麻痺の身で講演やコンサートをこなし、創作活動を続ける「しあわせの王様」の生き方とは。不治の難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)の身でありながら常に前向きに生きる舩後靖彦が、その生き様を短歌に謳う。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

舩後 靖彦
1957年、岐阜に生まれ、十歳より千葉で育つ。大学卒業後、プロミュージシャンを目指すも断念。方向転換し、商社マンとなってバブル時代を駈けぬける。絶頂期であった四十一歳の夏、手の痺れを感じ、翌年春、ALSと診断される。その後、麻痺は全身におよび、人工呼吸器装着に至る。絶望し一時は死も考えたが、医師の勧めによりはじめたピアサポートに生き甲斐を見いだし、現在、活発に活動中。額の皺を使って操作するコンピュータで講演活動をこなし、自作詩を発表するコンサートも度々開いている

寮 美千子
童話作家・小説家・詩人。1955年生まれ。コピーライターを経て作家となる。1986年、毎日童話新人賞。2005年、『楽園の鳥カルカッタ幻想曲』(講談社)で泉鏡花文学賞を受賞。幼年童話から詩・小説まで幅広く活躍、題材は先住民文化から天文学まで多岐にわたる。現在、奈良市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 196ページ
  • 出版社: 小学館 (2008/08)
  • ISBN-10: 4093877203
  • ISBN-13: 978-4093877206
  • 発売日: 2008/08
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
 ALSの患者さんがここまで、人生を前向きに、大きなエネルギーを持って生きていられる事はすばらしいと思います。それは、本人の生きる意欲、それを支える人々の思いと経済的、社会的サポートがうまくかみ合い調和しているから出来る事ではないでしょうか。

 支える人々の中で、医師の役割がひときわ目立ちます。
 実際のところ、ALSを専門に見る神経内科医も精神的サポートの仕方を特に学んでいるわけではなく、それぞれの医師の個性、持ち味の中での診療になっており、それが医学教育の中で系統的に学ぶ機会があまり無いのが現状です。
 ですから、大学の女医さんのような「告知」の「告」対応になってしまう事は、珍しいことではないかも知れません。日本にこのような難病患者さんの精神的サポートが出来る体制が十分(ほとんど)なく、今後の充実が望まれるところです。今の診療費削減の世の中で1時間に1人の患者さんを診療することは、現実的には非常に難しいところがあるなか、今井医師のすばらしいサポートにも恵まれ、持ち前の負けん気を持つ舩後氏は非常によい方向に進めたと思います。

 本当に色々な人、出来事、病院のめぐり合わせの中で、はじめて舩後氏のしあわせがあるといっても過言ではないでしょう。ちなみに呼吸器は一般病院で何台も用意できるものではありません。

 寮さんの淡々とした語りの中に、熱い舩後氏の生き様が浮き彫りにされており、感動しました。
 舩後氏の熱い思いをいただいて、日々の生活、診療に生かして行きたいと思います。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
人を傷つけるのも救うことができるのもまた同じ人なんだなと
改めて思った。

人間の生きる力、強さ、喜びを強く感じる一冊だった。

絶望に支配されながらもなお、前に進むことを止めなかった
舩後さんだからこそ、今なお多くの人に勇気や希望を与え続けているのだと思った。
舩後さん自身もまた、多くの素敵な人たちに支えられているのだろう。

本書より〜

『わたしは「ALSになった」という、たった一つのアンラッキーと引き換えに、
無限の数のラッキーを、手に入れてしまった。これをしあわせと言わずして
なにをしあわせというのだろう?』

『「死ぬんだ。家族のために、生き恥をさらさないために、絶対に死ぬんだ」と、
そればかり考えていたときにも、心の奥底には「生きたい」という気持ちが
渦巻いていた。娘の花嫁姿を見たい、妻とともに年老いたい、親より早く死にたくない、
という具体的なことだけが、生を望む理由ではなかった。さらにその底、
心と体の奥の奥に、生き物としての本能があった。
一分一秒でも長らえ、命の火を燃やし続けたいという、命そのものの強い願いがあった。』
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
可能性 2010/1/7
形式:単行本
母がALSになり、人工呼吸器を拒否する母に対して
どうしたらよいのかわからなくなっていた時に紹介して頂きました。

医師との出会い、告知のこと、船後さんをとりまく人たちのこと、
ALSのこと、
それらを乗り越えてきた事、とても勉強になりました。

ALSは決して良くなることがない病気であるからこそ
甘えていては乗り越えるのが困難であることや、
介護も大変であるため、家族で抱え込むということは決して
良い策ではなく、大勢の中の一人であるという姿勢をとることが
お互いに幸せな道であること。

人は1人では生きていないという、普段は忘れがちな大切な事を
ALSという病気から深く体験され、しあわせの王様になられた船後さん。
生きている人全てに同じ事がいえると思いました。

しあわせはそういうことを感じ取れることなのだなと。

生きているというのは、魂なのですね。
その魂がどのような状況なのか、それが大事なのですね。

この本は、とても読みやすく優しく語りかけてくれます。
疲れた人であっても、心にすっと入ってきてくれる上質な本でした。

船後さんの努力の数々も、私は子ども達に聞かせてあげたいと思いましたし
船後さんのご家族の見えない努力も、静かに力強く伝わりました。
温かくそして厳しく?支えている奥さまの言葉も、本当に励まされます。

しあわせの王様はとても素晴らしいお国をお持ちです。
ALSを知らない方にも、お勧めしたいです。
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