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18 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
納得と多少の不愉快さ,
By ca-ni (東京都足立区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: さらば、ホンダF1―最強軍団はなぜ自壊したのか? (SHUEISHA PB SERIES) (単行本)
本書と「鈴木亜久里の挫折―F1チーム破綻の真実 (文春文庫)(赤井邦彦著)」を読めば、10年間ホンダファンがみな抱いていた違和感の原因を知ることが出来るでしょう。よく調べられており、ドキュメンタリーとしては良い作品であると思います。 F1を愛し、ホンダを愛していたが故に、裏切られた著者の悔しさ、やるせなさもよく伝わり共感を覚えます。 ただ残念なのは全編にわたってホンダの組織批判を展開しておりますが、著者を含めたジャーナリズムの責任についてはほとんど触れられていないことです。 他の読者も書いておられますが、「問題は意識しながら、琢磨で盛り上がるF1人気に水はさせなかった」というくだりは最低ですね。 要するに水をさした記事は売れないし、情報ソースを失いかねずおまんま食い上げになってしまうと言うことなのではないでしょうか。 言い訳がましく、これでは著者の言う贔屓目の報告をする、ミスは誰かのせいにするホンダのスタッフがやってきた事となんら変わらないのでは? F1ジャーナリストを標榜するならば、著者は遅くとも本書のようなものはSAF1発足時には発表すべきだったのではないでしょうか。 ホンダのF1強硬派が消極派を押さえる為にリークしている情報にまんまとのせられ(あるいは確信犯的にのった)、ホンダを追い込み、社内の迷走に拍車をかけたメディアの責任は、巻末近くの「ホンダの姿を戦時報道によって支えてきた我々メディアの責任も大きいと思う」の一文では済まされないと思います。 多少の不愉快さは感じるものの、「なぜ?」に対するひとつの答えがあり、ホンダファンの方(または「だった」方)にとって1000円は高くないと思いますよ。
20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
社内政治ドキュメンタリー,
By 恭子 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: さらば、ホンダF1―最強軍団はなぜ自壊したのか? (SHUEISHA PB SERIES) (単行本)
ホンダのいない09年シーズンがスタートし、ホンダの後継であるブラウンGPの快進撃にホンダはもったいないことをしたなと思っていましたが、この本を読んでると もうホンダの内部はぐちゃぐちゃになってて、いっぱいいっぱいだったんだなと思いました。 この状態だったなら去年まで参戦を続けてたことの方が不思議です。 新車のインサイトが好調なホンダではありますが、F1版のホンダ役員たちの思惑絡まる 社内政治のドキュメンタリーとして、もうシーズン開幕したしホンダなんてどうでもいい と思われるかもしれませんがおすすめです。
25 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
後だしジャンケンは?ですけど、F1への愛は横溢している。,
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レビュー対象商品: さらば、ホンダF1―最強軍団はなぜ自壊したのか? (SHUEISHA PB SERIES) (単行本)
スーパーアグリの存在の危うさ・出自の問題は意識しながら、琢磨で盛り上がるF1人気に水はさせなかった・・・と筆者は書いてますが、それはジャーナリスト として言っても書いてもいけないことでは。その時点での発言・報道には責任を もつべきで、後から実は・・・っていうのは少なくも僕は潔くないと思います。 ただ、その部分を除いては、第3期ホンダF1を全戦フォローするためにフリーランス になった気概の持ち主であるだけに筆者の並々ならぬF1・ホンダへの思い入れが 行間から伝わってくる入魂の作。愛すればこそ、迷走する「サラリーマン集団」の チーム運営が歯がゆかったのでしょう・・。 日英の意思疎通不足とか米国ホンダ(アメホン)の反発とか断片的な知識・報道から 何となくイメージしていたホンダ失敗の理由が、本書を読んで一本のタテ糸でしっかり つながった感じ。F1好きなら絶対楽しめるはずです。
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