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商品の説明
内容紹介
レスリー・チャン、コン・リー夢の競演!知られざる中国の動乱の歴史を描く感動作!
1993年カンヌ国際映画祭パルムドール賞受賞
監督・脚本:陳 凱歌 チェン・カイコ- 出演:張 國栄 レスリー・チャン、張 豊毅 チャン・フォンイー、鞏俐 コン・リー
1993年香港/本編172分
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
チェン・カイコー監督が、動乱の中国の生きる人々の悲恋を描き、カンヌ映画祭パルムドールを受賞した一大叙情詩。レスリー・チャンとコン・リーの共演が話題に。“アスミック・タイトル ¥1,890(税込)シリーズ”。
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最も参考になったカスタマーレビュー
11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
映画における大河ドラマとして最良の一編のひとつ。
映画を観る歓び(感動や驚き)を存分に味わえる。3時間近くの長編だがあっという間に過ぎ去る。
中国の近代史をたどりながら、主演の三人の愛憎に強烈に焦点を合わせていく。
彼らの激情と、それぞれの人生が歴史の荒波に押し潰されていく姿は衝撃的だ。
コン・リーは魅力的だった。彼女の強い心と文革(文化大革命)時の荒波で夫に裏切られたとの思いは胸に迫る。
その夫はたしかに妻を裏切るようなことを口走る。だが、文革がどれほど苛烈だったのか、平和な日本から計り知れるものではないだろう。彼を責める気にはなれないし、彼は妻を愛していたと思う。そして彼は眼前で大事な二人に死なれてしまうのだ…。
最も印象的だったレスリー・チャンの役は確かに痛々しい。それでいて彼の人生は愛の上(舞台の上)で果てるのだ。これはある種のハッピーエンドかもしれない。
また、少年時代が比較的長く展開されるが、ここもすばらしい。強烈なスパルタシーンが続くのだか不思議なみずみずしさがある(ワンスアポンアタイムインアメリカの少年時代編の素晴らしさを彷彿とさせる)その部分だけで一つの映画が観られるようだ。
この映画は…
作家の表現力、プロダクションの制作力(資金を含むプロジェクト全体)、各スタッフの優秀な仕事(赤を印象的に配置した映像はラストエンペラーの影響を感じるが見事なものだった)、そしてもちろん魅力的な役者、が高次元でバランスしていると感じる。
カンヌでパルムドールをとりつつ商業的にも大ヒットしたことは当然と思える。
こんな見事に芸術性(作家性)と商業性(大衆性)を両立できている作品にはめった出会えるものではない。
素晴らしい映画を観る事ができました。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ずいぶん前に観てしばらく忘れていたのですが、「蒼穹の昴」の京劇シーンを見て不意に思い出して観たくなり購入しました。そういう時は往々にして
「観てがっかり」が多いのですが、この作品はやはり別格ですね。
舞台の上以外では悲惨な人生を歩み続ける蝶衣の繊細さ・美しさ・危うさ…なんともいえません。
そして、ある意味健全な普通の人である段小樓・日本人だったら引くかも?と思うぐらいの強さが印象的な菊仙と、
3人の関係は、時代の波に翻弄されつつ悲劇へと向かっていくのです。
何回も出てくる「覇王別姫」のシーン。それぞれがいろんな意味を持って心に迫ります。時間は長いですが、じっくりとみるにふさわしい作品であると
思います。
13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
『覇王別姫』で共演する段小樓と程蝶衣。蝶衣は小樓を愛するが、小樓にとって虞姫は、
やがて妻となる娼婦の菊仙でしかなかった。そう書くと三角関係の物語のようであるが
現実は激しい裏切り行為が何重にも絡む。中国の理解を超える激動の歴史ゆえである。
この映画が世に出て10年後、妖艶な蝶衣演じるレスリー・チャンは自ら命を絶った。
集大成とも言うべきこの映画に出演しなければ、まだ自ら死を選べなかっただろうし、
この映画に出たからこそ、彼は自ら命を絶つことが出来た。と私には思えてならない。
程蝶衣が自分自身のことを、男か女か解らなくなったように、レスリー・チャン自身は、
死の瞬間もしかして自分が蝶衣自身なのか解らなかったのではないだろうか。果たして
彼は2003年4月1日、香港文華東方酒店から「蝶」のように舞い降りるのである。
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