ときどき古い絵本をよむこともありますが、ここにレビューする絵本は、
出たばかりのものが中心。そのときそのときの時代の雰囲気を感じとれ
たらいいなと思っているので。でも復刻版となると別です。
というわけで「さよならペンギン」。なんと35年ぶりの登場です。
ボクは初めてよんだのですが、ちょっと期待はずれでした。
古き懐かしい昭和の空気にひたれるかなと思いきや、そして、現在活躍中の
作家も昔はこんなの作ってたんだなと、未来人視点で味わおうと思いきや、
今みても全く新鮮で挑発的な内容だったので。
まずはペンギン。さよならとくると「さよなライオン」なんて
即、出てくるほどCMで刷り込まれていますが、ここはペンギン。
ペンギンでなければならないのです。ライオンだと全てをなぎ倒して
一直線にゴールへたどりつくというもったいないことをしそう。
かといってカメでは時間が足りない。イヌも悪くないけど器用すぎ。
そこでペンギン。空を飛べない鳥だけど絵本の中ではあっちこっちへ
飛躍しちゃいます。飛行機の中、海、砂漠、ジャングル、野球場!
いちおう海水パンツを買うという目的はあるものの道草が多いのなんの。
まあそこが人間、いやペンギンというものなんだよね。
購入するなら「ほぼ日ストア」版がおすすめ。カバー裏にも印刷が
あって、若かりし頃の作者の写真がみれるので。
http://www.1101.com/penguin/shop/index.html