“月曜日に女性に触れると、過去に心中した女生徒に呪われる”という噂のある女子校。という穏やかでない噂のある学校が舞台です。
ある日、二年生の高瀬(主人公、表紙左のキャラクター)は一人泣いている一年生の真白純鳥(ましろすみか、一年生、転校生)と出会う。そして、高瀬が純鳥に「私がここから出ていくため恋人のフリをして欲しい」と頼まれる。学校の寮に入ることになった純鳥は大好きな姉と離れ離れになってしまう事を嫌がり学校で問題を起こせば家に戻されると考える。そして、恋人のフリをして欲しいといった相手が寮のルームメイトになり、純鳥の思惑通りに事が進むと思われたが…という感じです。かずまこを先生の作品は前作も読んでいてこれで二冊目なんですが前作に続き心理描写がとても良いです。前作は、生徒と教師、同性という事で互いに悩むのですが今作では純鳥の中で大好きな姉と優しくて可愛い先輩の間で揺れ動く様子が描かれています。あと、前作と比較すると絵の安定感が非常に上がっていて、すごく上手くなっていると感じました。前作からのファン、百合作品の心理描写が好きな方はマストバイです。もちろん、前作を読んでいない、百合は初めてという方もこれを機に読んで欲しい作品です。