杉井光先生の原作小説が大好きな私でしたが、これ以上にないコミカライズだと思いました。
正直に言って、ライトノベルからのコミカライズは地雷ばかりです。
自分も失敗ばかりしてしまいます。原作が好き過ぎるせいで、絵の違いや、内容の改変に、いつも文句たらたらです。
でも、今回のさよならピアノソナタのコミカライズは素晴らしいの一言につきました。
ここまで作者から原作への愛が伝わってきた作品は初めてです。
作者自身が、
最初から「徹頭徹尾原作通りにするなら原作読んだほうが良いに決まってる」という考えがあり、むしろ原作読んだことある人にも「こう来たか」と違いを楽しんでもらえる改変を頑張ったつもりです。
と発言してる通りに、原作と少し違ったかな、というシーンも全て漫画ならではの改良でした。
原作絵との違いも、違和感を感じ無いレベル。むしろ、漫画だからこそ、一人ひとり丁寧に描けています。
音楽を取り扱っている作品ですから、重要な演奏シーンも、とても綺麗な描写で表現されていて、気合が入ってるのが伝わってきました。
私は、この1冊で、初めて杉井光先生のさよならピアノソナタ1巻を手にとった時の興奮が蘇りました。
もし、購入を迷っている原作ファンの方がいたらと思い、今回初めてアマゾンさんでレビューを書かせていただきました。
もちろん、原作を読んだこと無い方でも、この1冊でさよならピアノソナタの世界観が十分伝わると思います。
「青春」「恋愛」「バンド」といったワードにピンときたら、是非このさよならピアノソナタワールドを体験してみてください。