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さよならエルマおばあさん
 
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さよならエルマおばあさん [大型本]

大塚 敦子
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

ガンの告知を受けたおばあさんが、無理な延命治療をしないで、家族の温かな介護で死を迎えていくまでを写真とおばあさんの飼い猫の目を通してつづります。

内容(「BOOK」データベースより)

いつまでもわすれないよ。スターキティが語るおばあさんの思い出。ある夏の終わり、エルマおばあさんは、お医者さんから病気でもう長くは生きられない、と言われました。これは、おばあさんといっしょにすごした最後の1年間のお話です。

登録情報

  • 大型本: 59ページ
  • 出版社: 小学館 (2000/07)
  • ISBN-10: 4097272497
  • ISBN-13: 978-4097272496
  • 発売日: 2000/07
  • 商品の寸法: 22.6 x 20.2 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 272,370位 (本のベストセラーを見る)
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51 人中、46人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By lone
形式:大型本
もともとプレゼントの絵本を探して、いろんな本屋さんのをめぐっていたのがこの写真絵本との出会いだった。
僕は自分で直接読んで、絵本を探す。自分でいいと思った本だけを大切な人に贈りたいと思っているからだ。

これはとある書店の子どもの本コーナーにあった。恥ずかしいと意識はなかったけれど、まわりは子どもか、子どもをつれた母親ばかりで、男は僕一人だった気がする。そして、読み終えた僕は、コーナーから離れた。
涙が出そうになったからだ。

物語の構造はシンプルで、不治の病を知ったエルマおばあさんが死を迎えるまでの一年間、飼い猫の視点で伝える写真絵本だ。
エルマおばさんは、延命治療を拒否し、家族に見守られながら死にいたる。写真ははっきりとわかる死の過程だった。死の過程に魅入られたわけではなく、死を受け入れる当人と、見送る人々の態度に感動した。

死は悲しい。そして必ずやってくるものでもある。それをどう受け入れるかは、当人の生き様にかかってくるのではないだろうか?

昔、尊厳死の問題で、NHKのコメンテーターは、死ぬ当人は、残される人々のことを忘れてはいけない。残された彼らは、ずっと苦しまなくてはならないのだから、たとえ不治の病でも、残される人々のことを考え、生きることを最後まで努力すべきだ、と。
残される人間のために、死にかけている人の苦しみを引き伸ばすのは、残される人々のためだろうか?

死は軽々しく語られるものではないけれど、いかに死ぬべきか、は当人の選択と残される人々の同意を得られないのだろうか?
少なくともNHKにでた患者は「こんな死に方は望みじゃない」といって苦しみながら死亡した。コメンテーターはあの残された家族に向かって同じ台詞が言えるだろうか?

エルマおばさんは、自分で死を決定した。自分の人生を見つめ、親しき人々に別れを告げ、怒りを感じた人にたいしても赦した。すべてを清算し、まだやりたいこともあっただろうけれど、少なくともすべてを受け入れる準備をした。

残された家族、親戚、友人たちも笑顔で見送った。涙を流しはしたが、相手を悲しませる涙ではなかった。エルマおばさんも、見送る人々も、暗黙のルールがあるかのようにふるまっていた。
そしてエルマおばさんは静かに逝った。最後まで美しくて、その美しさに涙がでた。猫は最後までおばさんのそばにいた。

このレビューは参考になりましたか?
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:大型本
学校司書の仕事をしていた時、
小学校低学年の生徒から「先生、死ぬってどういうこと?」と質問され、思い切って読み聞かせ会をすることにしました。

余命一年と知らされたエルマさんが「わたしの命は、あと1年くらいだろうから、いろいろ準備をはじめないとね。」と言いました。自分の一生を書き残し始め、身辺整理をし、会いたい人に挨拶し、毎日決してメイクを欠かさず…
一日一日を大切に生きながら、少しずつ弱りを見せ、死に向かって進んでいくエルマおばあさんと、彼女を見守る温かい家族の淡々とした日々。
そんなシリアスな内容を
愛猫のスターキティ目線の可愛らしい言葉で綴ったドキュメントです。
読み聞かせ会当日、何度も練習したのに、スターキティになりきってエルマさんのいない部屋を窓の外から覗くシーンで涙が出てしまいました…。

自分の亡き骸を写真に、本に残すことを著者に許可なさったエルマさんに、言葉でうまく表現できないけど、胸の奥からこみ上げてくる感動を抑えられません。

お母さんが読んであげるのなら、小学校低学年からでも充分理解出来ると思います。

自分らしく精一杯生き、自分らしく人生を締めくくり死へと向かっていく。

生と死について子供と大人が共に考えるのに
素晴らしいテーマの本です。
このレビューは参考になりましたか?
24 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:大型本
生きていた人の「死んだ身体」の横たわる絵本を初めてみました。それを自然の風景のように受け入れる事が何時の間にか出来るようになっている自分がいるのでした。 エルマおばあさんは何も言わないのに、こうやって生きてきたよと語り掛けてくる、こうやって生きていく、そして生きたよと胸に静かに迫ってきます。

写真では生生しいのでは?と思ったのに、読み進む内に真実のファンタジーへ引きこまれていきます。これが、猫の目線にいる作者の愛情なんだなと思いました。 誰かに悲しみも喜びももたらしながら、人は生きているんだあ(死んでいくんだ)と思ったら、自分のこともちょっといいなと思えてきます。 多くの方に読んで欲しいな、と思います。

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良い本です。
実は前にある番組で紹介されていた本で、 とても気になり買いました。 写真を見ているとなんでか、ほっとできるような 本です。内容もとても好きです。... 続きを読む
投稿日: 2001/6/3
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